丸木美術館 丸木俊展
改めて俊さんの偉大さを感じる。戦後彼女が挿絵を描いた絵本200冊。
美術館での大きな個展ははじめてなのだそうだ。
オノヨーコを越す20世紀の日本人女性アーティストだと思う。
ちなみに丸木俊さんは戦時中、戦争協力の為の絵本の挿絵も描いていた。今回はその貴重な原画も展示されている。
戦争も反戦も一筋縄ではいかない。絵で喰っていかねばならぬという切迫した状況で、私はコカコーラからCMの話が来て断れるか!?(「私に絵を依頼するならイスラエル支援をやめるか、売り上げの一部をイラクに還元するとかしろ!じゃないと描かない」なんて言ってみたいが。そんな大者でもないかぁ!?)
私、うん、今年のNPTの国際会議にあわせて原爆の図(のレプリカ)をNYに持って行きたくなってきた。
ちなみに画像はコレクターの方が偶然美術館に持ってきていた丸木俊さんの貴重な紙芝居。箱に絵が描いてありました。俊さんの描くのびのびと遊ぶ子ども達のなんとかわゆいこと!紙芝居は紙が破損しやすいらしく、なかなか残っていないそうなのです。
あとね。今年のバレンタイン前夜には、売り上げの一部をイラクに募金するというコンセプトの展覧会をやります。出展してくれた作家さん達の絵もとってもいいですよ〜。みんなの温かい気持ちが繋がりを取り戻すきっかけになりますように☆
☆☆転送歓迎☆☆
2010年2月8日(月)〜2月13日(土)
バレンタイン・チャリティアート展「WE・ART・ LOVE」展
◆参加アーティスト
近藤智美 森下泰輔 花木玲子 増山麗奈 菅間圭子 戸泉恵徳
◆「WE ・ART・ LOVE」とは
現代芸術家たちの作品の売り上げの一割を戦争がきっかけで病気になったイラクの子ども達へのチャリティ活動に募金する事を目的とした
展覧会。アーティストが作品に込めた想い="LOVE"が、それを鑑賞する人との間にあたらなる
"LOVE"を生み出し、アートを購入する事で、地球の裏側にいるこどもたちへ"LOVE"を届ける。
株のようにドライに取引されるアートではなく、鑑賞者とアーティストが温かい気持ちで繋がり、社会貢献をする新しいアートの流通の形を模索する。
バレンタインという商業キャンペーンの時期、本当の愛って何?を考える試み。
バレンタイン前の特別企画として、「JIM NET」が企画する限りない義理の愛大作戦のチョコレート(ガンで亡くなったイラクの少女サブリーンが描いた絵をパッケージにしたチョコレート。売り上げは全額イラク支援に使われる。)も会場にて販
売する。
◆開催時期
2010年2月8日(月)〜2月13日(土)
15:00〜20:00(最終日17:30)
オープニング・パーティー8日(月)18:00より
入場無料
◆開催場所
GINZA ART LAB
TEL 03-5537-5421 携帯090-3803-1989
〒104-0016東京都中央区銀座7-3-6 洋菓子ウエスト2F
地下鉄銀座駅C2出口から徒歩約5分 地下鉄新橋駅5番
出口から徒歩約5分 JR有楽町駅から約8分
◆主催 銀座芸術研究所
◆協力 JIM-NET
◆コーディネーター 増山麗奈
◆義理の愛大作戦とは
http://www.jim-net.net/09campaign/09campaign001.html
「限りなき義理の愛大作戦」は、一口500円の寄付をしてくださった方に、チョコパッケージのお返しをするという、今回が4度目になる、イラクの子どもたちの絵とチョコレートを介した募金キャンペーン。今まで2億4千万円をイラクの子ども達への募金をあつめた。昨年は7万個のチョコレートが2月前に完売。今年は「かわいくて、おいしい」六花亭のチョコレートを10万個用意した。