信頼できるメディアを作りたい

この一週間、報道ステーションで原発問題を追いかけていた岩路真樹氏の
死について、そして岩路氏が追及していきたかったことはなんなのかとずっと考えていました。

ネット上では自殺なのか他殺なのかという議論が主になっており、
「他殺をにおわす人たちはテレビ界の常識がわからないレベルの低い人だ」と主張するブロガーもいます。
...
発売前に回収となったフラッシュでも「岩路氏はプライベートな問題を悩んでいたようだ」と自殺の原因を感じさせる記事が書かれていました。

しかし、私は、岩路さんが最後に放送したこの映像を見て、それらの議論は論点が違うのではないか、と感じています。

岩路さんの最後の仕事 除染の多重請負の現状について
https://www.youtube.com/watch?v=PWPN6ZiHyXM

この映像を見れば、除染が4次下請けの業者によって、ずさんな管理でおこなわれていることがわかります。岩路さん以外登場人物、背景、除染会社の事務所などすべてぼかしが入っています。岩路さんの声はほぼ音声を変えずそのまま流れています。
もし岩路さんの顔や姿にもぼかしが入っていたらこの映像は何を伝えたいのか全くわからないものになっていたでしょう。

なぜ、全面的にぼかしをいれたのか。除染の取材がヤクザが絡んで危険だから、ということを報道ステーションもテレビ朝日も重々理解していたからに他ならない。本来、被害者である住民の方に対して、福島県警が「自分で埋めたんじゃないか」と犯人扱いしていることも放送しています。


現場のスタッフ、テレ朝、報道ステーション関係者は、岩路さんにリスクを負わせて、この放送を決行した。
岩路さんもそのリスクを理解したうえで告発の必要性を感じて、放送した、ということなのだと思います。


この放送の最後に出てくる恵村順一郎氏(朝日新聞論説委員)はずるいなぁ。自分は現場に行かず「やれば除染の体制をただすことはできると思うんですよね。テレビ朝日の取材でもこれだけのことがわかるわけですから」とあたかもこの事件が”一民間企業の企業努力のなさが原因”であるかのように、責任の所在をあいまいにする発言でお茶を濁す。

「この除染現場は氷山の一角であり、本当に追及すべきは、国や環境省が本来被災者のために使うべき復興予算を使って、意味のない除染をすることで多重下請の構造で金をばらまき、利権を作っているという事実だ」
ということには触れずに。

トカゲのしっぽ切りの発想。ADに危険な顔出しをやらせず自分が映像に映ってリスクを背負った岩路さんと大違いだ。

映像を見る人は現場で誰がどうやってアポを取り、汗を流し、映像を作ってくれたのか想像しながら、見てほしい。


人権を無視して田舎や貧乏人を食い物にして作り上げた原発で
事故が起きた後も 被災者を食い物にしてヤクザが除染で肥え太る。
原発、核のビジネスとはそういう構造であることを岩路さんは訴えたかったんじゃないか。



それだけの勇気をもって放送に取り組んでくれていたジャーナリストを
プライベートの理由だからと死んだことを隠し、なかったことにしていいのだろうか。
報道ステーションは岩路さん追悼特集をやるべきだ。
(報道ステーションに声を届けましょう!番組への声)
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/form.html

しかし根本的には私たちは私たちの信頼できるメディアを一から、作るしかない。

これから、動画、写真、絵画、イラスト、アニメいろいろミックスで情報発信をしていきたいと思います。応援してください。


自分たちのメディアを作ろう!資金応援!歓迎
~振込先 口座
 振替口座 ゆうちょ銀行 00970-4-202889 アースアートファクトリー
 ほかの金融機関から (店番)〇〇九(ゼロキュウキュウ)店 099 当座 0202889

ゆうちょ銀行 普通口座  14200-5255331  アースアートファクトリー
 ほかの金融機関から (店名)四二八(ヨンニハチ) (店番)428 (普通口座)0525533  



https://www.youtube.com/watch?v=PWPN6ZiHyXM

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/form.html

[PR]
by renaart | 2014-09-10 09:30


<< 【news】9月15日ジェーン... 10月12日(日)小出裕章さん... >>