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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

山梨帰り

今日は嘘つく日。エイプリルフールだ。年がら年中嘘ついている私にはあまり関係ないけれどね(※入力者注/画伯!そりゃ4月1日)。アトリエで生活を始めてからはや一ヶ月。まだ生活が落ち着いているとは言えない。
腹が立つのはyahoo BBのネットサービス。ADSLを申し込んでから一ヶ月以上になるが、まだ繋がらない。という訳で私はこの遅~いエアーエッジでこの日記を書いている。 しかもサイトにログインできないので、一度じゅりっちにメールで送ってからそのデーターを更新してもらうというややこしさだ。すまぬな、じゅりっち、掃除もろともありがとう。しかもアトリエはテレビが見れないので、私は新宿に住んでいるのに、情報からかけ離れた仙人の隠居生活のようだ。ニュースは銭湯のテレビと電車の中で読む新聞と多田恭子さんの送ってくれるメールのみ。

昨日は山梨の小淵沢にあるフィリア美術館へ行った。去年の2月にPEACE ONの相澤恭行さんと一緒にバクダッドを訪れて持ち帰ってきたイラクの現代アート、LAN TO IRAQの展覧会を企画してもらったのだ。昨日のアートトークには、平日というのになんと50人ほどの人が集まってくれる。先週まで行われていたアートレジスタンスという70名ものアーティストたちによる展覧会が好評で、各メディアが取り上げてくれたためらしい。今回の企画は、アートレジスタンスとの共同企画なのだ。フィリア美術館は渡辺禎男さんの版画展開催中であったのだが、急遽LAN TO IRAQ展を受け入れてくれる事になったのだ。美術館に展示されていたアウシュビッツの中で描かれた絵も、印象に残る。骸骨の絵。死の臭いのする絵。
フィリア美術館の中山しほさんの絵本のようなほんわかした雰囲気も素敵。しほさんはこんなコメントをイラクアートたちに捧げてくれた。
「いい作品というのは、そのときわかろうと思わなくてもいい。その絵を通して見る人が心の中に心情風景を思い浮かべればいい。そして心が苦しくなったとき、何度でもその心象風景を思い浮かべればいい。」反戦運動という枠の中に捕われない、自由な言葉でイラクアートたちを迎えてくれる。

去年イラクを訪れたあの狂気の2週間から一年か。その間に東京、韓国ソウル、沖縄那覇と、イラクのアートとともに相澤さんとよく旅をしていたものだ。我ながらようやった。回りに居てくれた方はその倍、大変だったろうな。そしてだんだんその輪が大きくなってくる事が、うれしい。雪の降る露天温泉にも入って、にゃんも感激。幸せな一日。

今日は坊主頭の編集者Kさんから頼んでいただいた生協の会員雑誌POCO21のイラストを仕上げよう。明日はPOCO21の写真撮影もある。近所のお母さん仲間Mさん親子とともににゃんと親子モデルとなるのだ。何を着ようかな~スニーカーを買おうか。

そういえば皆さん、2月6日(日)NHKの新日曜美術館見てね。今府中で展示されている作品「BOUND WORLD」とともに私のインタビュー映像が放送される予定。イラクのハニ・デラ・アリさんの映像もカットされずに映っているはず!いや、映ってくれ、ふんばれ、NHK!

西新宿にあるICCギャラリーで現在行われている「アート・ミーツ・メディア」という展覧会表の展評も今週書く。ADSLも繋がっていない私にメディアアートを語る資格があるのかは疑問だが、今年はテクノロジーというものにちゃんと向かい合おうと思っている。
桃色ゲリラ VS YAHOO BB!!
増山麗奈NEW画家サイトも現在進行中、寺田さんがいうにはHTMLよりもっとハイテクな、マックでもウインドウズでもnetscapeでもmsnでもsafariでも何でも見れるスタイルでウェブを作ってくれているそうだ。今週第一稿ができるらしい。楽しみだなー。

では作業に戻ります。
by renaart | 2005-02-01 14:02 | 日記

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