洗濯地獄とディズニー祭り

東京都指定特大ゴミ袋2個分の巨大洗濯物群をアトリエ中に干し終わり、この世は洗濯地獄。干す場所を考えてなかったよ。部屋中濡れた服が垂れ下がり、室内湿度は上がるばかりだ。にゃんは今夜ちょっと夜更かししている。ビデオでディズニーのアニメ、「美女と野獣」を見ているから。最近家はディズニーアニメ祭りで、「シンデレラ」「シンデレラ2」「ダンボ」「アラジン」「ピーターパン」「ロマになった王様」「リトルマーメイド」などを毎日ビデオをレンタ ルして見ている。子供用だと思っていたら、結構面白い。特に初期のディスニーアニメは、卓越した画力とストーリーがある。「ピーターパン」のふんわりと 飛ぶその服の具合とか、ピーターパンの筋肉質ですばしっこい動きとか、ある意味レオナルド・ダビンチ。同じ画家として、嫉妬するわ。しかもCGをいっさ い使わないで、一枚一枚手書きと思うと、なんだか泣けてくる。宮崎のハウルの動く城も見たけど、「ピーターパン」に比べたらとてもかなわないね。無駄な 装飾ばかりで、原点が抜けている感じ。なんつうか、ティンカーベルの絵の一枚一枚に魂がこもっていると言うか、ドキドキして書いている感じが、わかる訳よ、見た人にさ。侮れないなーウォルトディズニー。童話って結構毒があってすばらしいわ。最近のはちょっと手を抜いてんじゃないの?と思うけど。アメリ カ資本の縮図という感じで嫌煙してたけどディズニーランドも、行ってこようかな。”母子家庭には年に3度ディズニーランドのチケット3000円分寄付” という暖かい新宿区の制度もあるし。

今日はpoco21の雑誌撮影を行う。近所のママ友MさんとKちゃんとにゃんと。カメラマンは初期桃色ゲリラを追っかけて撮ってくれていた旧友田口マキ。久しぶりにあえてうれしかったな。どんな作品になるか楽しみ。ちなみに3月号のpoco21の表紙イラストは私が書かせていただきました★

3月は北海道の某平和団体の皆さんに桃色ゲリラを招待していただく事になった。1時間半ほどのライブあり、踊りあり、歌あり、芝居あり、ライブペイントあり、演説あり、のミニ芝居を作る事に。台本演出を作らねば。なんだか旅芝居の劇団みたいになってきた。桃色ゲリラは今度、個々のアーティストに焦点を当てて、そのクオリティーを上げていくつもり。そして今回みたいにパッケージで各ジャンルのアーティストを紹介する事が出来たらいいな、と。平和集会で講演といってもだいたい呼ばれる人は限られているし、基本的には喋りが多いから、ニーズはあるかも。エンターテイメントとしてお客さんを楽しませつつ、社会の事を考えるきっかけを訴えていくっていいかも。平和集会だけではなくて、もっとサブカルチャー系のイベントとかテレビなどにも呼んでいただけるとうれしいのだがな。
最近はイラストや絵と同時に「誰かカメラできる人居ない?」とか「ウェブも一緒に作りたいんだけど、誰か紹介してもらえないかな?」と言われ、一つの企画の中に友人を紹介できる事が少しずつ増えてきた。これは貧しき友人たちに仕事を振れるという利点だけではなく、クライアントにとってもまとめて頼むと連絡等が楽だ、という利点がある。しかもちゃっかりマージンも頂いたりしてね。貧民は助け合う、つうか、出来たらみんな売れるといいなあ、もちろん私も。皆さんも絵の仕事、振ってね。桃色ゲリラがこのように総合アート企画としてこのアトリエ猫の家が発展していくとうれしい。別に桃色ゲリラという名前を使わなくても、関わった方々に恩返しが出来るといいなあ。みんなデモとかさ、無給でさんざん私のわがままのために関わってくれてきたからさ。その内、国内だけではなく、「あ、ベルリンの役者でいい人が居るから、この企画は彼でいきましょう。」とか仕事を世界中に拡大していければいいな~。それが世界を愛とアートで繋ぐ!新生 LOVE&ART NETWORK,ことLAN企画。そのためには、個々の芸の質向上!(私含む)

今日はアトリエの2階に住む、Sさんの作った餃子のネタを隣のMさんの奥さんとKくんとにゃんが包んだスペシャル餃子をMさんちで頂く。おいしかったわ~。皮も特注らしく、ぷりっぷりだぁ。ああ、LOCAL AREA NETWORK・・・・・。おやすみなさい。

ちなみに韓国映画「友よ=チング」も見た。今よりちょっと若いチャン・ドン・ゴンのキレた目つきにやられる。”暴力的な韓国人男性”、っていうのは私のトラウマっていうかツボなの。カメラワークも凄い。チャン・ドン・ゴンの最期のシーン、血だらけの顔から、カメラが雨の振る路上に移っていくところなど、もう哲学だね。スタッフがいいんだろうな、現場のテンションも高いんだろうな。
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by renaart | 2005-02-03 16:23 | 日記 | Trackback(1) | Comments(16)
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Tracked from てらだぶろぐ at 2005-02-05 19:59
タイトル : ディズニーっていうか、アリス
洗濯地獄とディズニー祭り ディズニーのアニメ映画「不思議の国のアリス」 これは、本当にとんでもない作品です。 観ていない人は是非観て頂きたい。 ただ、子供の心を持ち合わせていないと、楽しむ事は困難だと思いますが。 ディズニーは時々莫大な資金力をクリエイターのために惜しげも無く使って実験的作品を作ったりしてきました。日本で言えばNHKとかわりとクリエイターに優しいですよね。気違いじみた番組とかタマーにやってるし。 アリスはそれまでに培って来たディズニーの構成力、描画力、演出力...... more
Commented by かめよん。 at 2005-02-04 10:58 x
ウォルト・ディズニーみたいな保守反動人間をそこまで手放しで誉めるってのはかなり違和感あるな。「マッカーシズム」を陰で支えてた人物でしょ。
Commented by れな at 2005-02-04 12:22 x
芸術は、作品の質が全てだと思うの。保守的な人間が作ったものでも、進歩的な人間が作ったものでも、権力側から守られて作ったものでも、反権力の側がつくったものでも、面白いものは面白いし、芸術性が低いものもあるし、つまらないものもある。どれも同じ目で批評していきたいの。
Commented by れな at 2005-02-04 12:31 x
逆に言って、自分と同じ思想を持って居る人の作品でも、質が低いものにはあまり興味は無い。その人が生きている場合、だんだん作品がよくなっていく事もあるから、ずっと見守る事もよくあるけれど。付き合いで芝居に行ったり展覧会に行ったりはしない。面白そうだから見に行く。思想と芸術がごちゃごちゃになると、つい政治的な面が評価の全面に出てくる事があるけれど、桃色ゲリラを言うものをやってきて、その反応に対して私はとても不自由な思いをしていたんだ。もっと楽しんでよと。絵の具ののりや、色彩、構図、テーマ、そして登場人物の表情を見てよと。
危険な領域だとは思うんだ、それは。わかってはいるのだが、政治思想の観念でしかものを見れなくなると、失っていくものは大きいと思う。
何故人が生きるか、どうやってよりよく生きるかという事をテーマにして全ての革命は行われてきたはずなのに、だんだん「グループの中の思想」それに対する「敵」という概念でしか世界が見れなくなってくると、真の敵とは戦えないと思うんだ。
マッカーシズムを陰で支えていた、って言うのはどんな意味なのかな。教えていただけるとうれしいのですが。
Commented by れな at 2005-02-04 12:38 x
さらに言うと、ウォルトディズニー率いる巨大資本の思想「もっと買って、もっと楽しんで邪魔なものを排除したもっと便利で美しい世の中を!)」と戦っていくためには、ディズニーシーのパレードより質の高いものを提供していかねば勝てないという事。そのためにがんばります。
Commented by アポロ at 2005-02-04 12:39 x
ディズニー第二黄金期といわれる最近の作品の中で、
美女と野獣は出色の出来。作詞家と作曲家がゲイで
つき合っていたっていう噂があり、実際作詞家は
アラジンの途中、エイズで亡くなったんだよね。
異質なやつらを排除しろ!っていうような
村人たちの歌があったけど、作り手の
怨念がこもっているようで、すごかった。
愛のテーマは永遠の名曲の香り。
でも、人魚姫も結局人魚がすべてをかちとるし、
ノートルダムのせむし男も女をとられているのに
無邪気にエンディングではしゃいでいるし、
もとの話とはかなり違うねえ。
「ディスニーの」人魚姫、として見ないと、
なんかなっとくいかないところ多いんです。
Commented by かめよん。 at 2005-02-04 17:59 x
具体的に誰と誰を、とかはよく知らないけど、ウォルト・ディズニーって非米調査委員会に映画俳優とかの名簿を売ってたわけでしょ。
上で増山さんが書いてることには納得する部分が多いけど、芸術にしろ文化にしろ、それ自身で独立(孤立)したものではなく、常にすでに政治的なものとしても存在してるわけなので(純粋な非・政治はあり得ない)、そういった面への言及も同時にほしいと思いました。
Commented by アントニオ・ダス・モルテス at 2005-02-05 02:23 x
ディズニー漫画に見る帝国主義イデオロギーを知りたければ、
1984年に日本で出版された「ドナルド・ダックを読む」(晶文社)を読むといいよ。
著者はチリ人の児童文学・コミックの研究者アリエル・ドルフマンと
ベルギー人の社会学者アルマン・マトゥラール。
この本は73年チリで焼かれ、75年にUSAで発禁になり
当時話題となった本。
USAの庭とされてきた南米人による告発の書として
またUSAによる文化侵略と子供文化研究の古典となっているので、
是非、図書館で探して読んでみてね。
優れた文化コンテンツが、時には精神を犯す凶器になるということを
アーティストならば肝に銘じておくべきだよ。
かつての日本も朝鮮や満州に同様のことをやってんだからね。
Commented by アポロ at 2005-02-05 09:32 x
非米調査委員会+文化人っていうと、僕は、エリアカザンのことを
思い出します。アクターズスタジオを創立、モンゴメリクリフト、マーロンブランド、ジェームズディーンを世に出し、波止場、エデン、映画史上に残る素晴らしい作品を残した。そして、自ら共産党員であったにも関わらず、マーカーサーシズムの風吹き荒れる時代
で、かつての仲間の名前を保身のため売った。(麗奈さんには
いつか、コピーをあげたよね)
でも、だからこそか、彼の作品は、まじでそそる。罪深くて。
僕はディズニーにも、同じものを感じます。
その思いは複雑で、ディズニーランドのファシズム的
気持ち悪さも感じつつ、
著作権に狂ったようにやかましいことに眉をひそめながら、
またでも、ゲイに仕事をたくさん与えてるよな、歌はやっぱり
百年後も残るくらいすごいよな、ディズニーなるものに曳かれるわけです。カザンと同じようにディズニーマジックってありますもん。
Commented by アポロ at 2005-02-05 09:33 x

で、表現者としてどう考えるかというと、
僕の場合は、政治的活動も含めて、
自分を良くないと言う人、そういう人の声から
学んで作品に還元して行きたいということです。

ドナルドダックを読む、もう一度ちゃんと読んでみようかな。




Commented by renaart at 2005-02-05 11:12
凄い面白いテーマになってきたなぁ。いままで過去の桃色ゲリラのサイトの掲示板ではこんな話なかなか出来てなかったもんね。
そう、かめよん氏の言う通り、芸術と政治の関係性、啓蒙したり、誰かを殺す武器になりうると言うらへん、もう一度考えてみる。
大事なテーマだ。私はそこの理論武装が甘いから、ネット右翼に狙われるのだとも思うのだ。
しカーし、ちょっとまって、なぜなら今日中に赤旗の展覧会評を仕上げねばならぬから、また後で!しかも5時にはアポロとカン様と知子がやってくる。その前にだー 仕上げるのだー。アポロもアントニオさんもナイスポイント オブビューありがとう。
Commented by 難しく考えすぎ at 2005-02-06 21:59 x
どんな表現も何かしらの価値(の押し付け)が入り込むのは仕方ない
それは日本のアニメだって同じこと
それがいやなら一切の表現を拒絶して生きればよい
文化交流なんて以ての外だね
極端に言えばそういうことだ

結局は程度の問題ってことだ
ディズニー作品なんて、そんな目くじらを立てる程のもんかい?
作品にも拠るだろうが、許容できない表現があればその都度指摘
する程度で何も問題はない。
Commented by アントニオ・ダス・モルテス at 2005-02-07 12:04 x
確かに何も考えず馬鹿に徹する方が楽だろうね。この国では。
差別の問題にしても
暴力を伴ったあからさまな差別なら抗いやすいが、
善人づらした無意識(=無知)から生ずる差別なら
大衆化されやすくて
ちょっと抵抗しづらいもんなあ。
Commented by アポロ at 2005-02-08 01:29 x
今日も、つい、美女と野獣のテーマを歌いつつ自転車に乗った。
やっぱ、いい曲だわ。
でも、ディズニーのイノセンスというオブラートに包まれた
差別主義、拝金主義について哲学するのも、価値あるかもね。

それは、自分の立ち位置、なにをどう表現していくのか、方向性
を探ることにも繋がるから。自分を知るのに、
圧倒的に確かな存在なんです。ディズニーは。

昨日は、ミャンマーの人たちとカラオケいったんだけど、
アメリカンポップスでむちゃくちゃ盛り上がって、
心が繋がった気がした。アメリカンポップスってなんだか、
共通言語だなって。
そこは否定はできないわ。

で、結局は自分は何を作るかよ。
Commented by renaart at 2005-02-09 11:34
あたしもなのよ。自転車漕ぎながら、いつも歌っちゃうの。
Commented by 難しく考えすぎ at 2005-02-13 23:47 x
程度を問題にすべきだと言っているのだよ
Commented by アントニオ・ダス・モルテス at 2005-02-14 01:41 x
ポキポキ短いセンテンスを並べただけじゃ
小泉と同じだね。
これじゃあ何を言いたいのか伝わらないぞ。
もうちょっと論理的に分かりやすく
書いてくれねえかなあ。


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