悪魔の幸せ〜異端ぶってる余裕は無い!

写真は加藤散人がとってくれた、先日某所で行われた桃色ゲリラ創立時メンバー、ふみえの結婚式での一こま。にゃんと私しあわせショット。ああ、同じ、顔だ。
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朝起きるともう昼の12時。でも日曜日だから保育園が無いからいいの。しかも今日放送された新日曜美術館の放映時間に合わせ、new 増山麗奈サイトをアップするべく、analogicの寺田さんと朝の8時頃までメールと電話のやり取りで資料をおくりあっていたのだし。寺田君、アシスタントの方々もほんとうにありがとね。みなさん力作増山新WEBサイト、是非見にいらして!
http://www.renaart.com/
リンクフリーなので是非みなさんリンクはってちょ。
何故だか加藤散人がアトリエにオリジン弁当の朝飯を支給しにきてくれる。ああ、ありがたや。ニューウェブには加藤散人が書き下ろしてくれた「桃色ゲリラ」論もアップしたよ。
http://www.renaart.com/works/pink/

じゅりっちと昨日の夜、コメントの欄で話していた内容がとても興味ある部分だったので、ここで書きたい!

ずーっと考えていた事なんだ。私は「変わっている。」とか「ドラッグやってるでしょ。」とか
「絵描きはアウトローだから・・」とか言われ続けてきた。
でも言うよ。私は一度たりとも、「不幸になろう」「絶望系になろう」として生きてきたわけじゃ無い。それは拒食症だったときも、クスリをやっていたことのある在日韓国人の彼に殴られた時もそのショックで父ちゃんが半身不随になった時も、自殺未遂した時も、フランス人とユダヤ人にレイプされた時も、公園でも部屋でもどこでもSEXしまくった時も、ちんどん屋と結婚しようと決めた時も、別れた時も、子供を産んだ時も、イラクに行った時も、そうだ。いつだって本気で人を愛してきたつもりだ。ジミヘンだって、尾崎豊だって、ゴッホだって、「破滅型」と言われるアーティストたちって居るけれど、私は彼らが破滅しようと決めて破滅した訳じゃないと思うよ。周りでも居るよ。自殺したり、リストカットを繰り返したり、アル中になったり。それは、悲しい。友達がそんな風に壊れていくのを見るのは、悲しい。

そりゃあ、若かりし日々、そういうアウトローな芸術街道に憧れていた事もあるよ。でもね、そんなふうに芸術を特権化して「普通の幸せ」という事を軽蔑してはいけないのですよ。人類皆みんな母ちゃんのアソコから産まれてきたわけですよ。あーた、それは産むってことはたいへんなことよ。中出しされてから10月10日、お腹はどんどんふくれあがり、産んだ後も歯は悪くなるわ、お腹の妊娠線もなおらないわで。乳だってすわれてしぼむよ。未熟児で産まれる人だっている。お産で死ぬお母さんも居る。みんなお母さんの命を削って産まれてきたんだよ。ありがたい事なのよそれは。だからそんなふうに異端に憧れて絶望をわざわざするなんて、そんな失礼な話はないのよ。わざわざ絶望しなくたって、世界には溢れるほど多くの絶望で満ちているのだから。せめて、私は今、隣に居る人に、壊れてほしくないんだ。そしてその想いが伝染菌のように周りに伝わっていくといいと思うんだ。出来たら世界に溢れているそんなひび割れた壊れた心に染み通る表現をしていきたいです。多分それは簡単な事ではないのですが。その為には私は人を愛する事を馬鹿みたいに信じていきたいのです。

異端ぶる余裕なんてないですよ。必死です。ご飯食べれるとうれしいです。おいしいとなおうれしい。好きな人と食べるとなおおいしい。にゃんにはそんな暖かい時間をたくさんしってほしい。それが今後彼女の心を襲うかもしれない、「現代の絶望」という魔物を追い払う心の力になるかもしれないから。必死ですよ。そろそろ脱力系の表現も出来るようになりたいなーと思いながら、なかなかね、常に肩に力はいっちゃうよね。締め切りを守る事、にゃんの保育園にコップ持っていく事、掃除する事、おしゃれ着はエマールで洗濯する事、出来るだけいい作品を作る事、約束の請求書を送る事。そんな事で必死で、絶望に憧れる余裕なんて無いのです。うまく書けなかったかもしれない。また、書きます。
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by renaart | 2005-02-06 15:29


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