澤田サンダーと過労死

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澤田サンダーとバッキーの絵の修正を描く。
書きながら、就職せず不安定な経済基盤で制作を続ける自分たちの状況について語る。
サンダーさんの大学時代や高校時代の同級生で、
大手企業に就職したが鬱病になってしまったり、自殺してしまった友人が居るそうだ。私の友人でも、子宮系の病気になったり、鬱病になった人は何人か居る。
「そういう人たちは、自分たちの目標とか、これがやりたいあれがやりたいという欲求すらわからなくなってしまう。そこから回復するには、かなりの期間がかかるよ。その状況に比べると、不安定でも俺らはまだましな選択をしたのかもしれない」
とサンダーはいう。
最近働きマンといふ菅野美穂の主演ドラマや、篠原涼子が派遣のドラマやったりCMやったりして、「働く」と言う事を過剰評価する風潮が作られようとしているけれど、それってかなり危険な事な気がする。
会社の中で残業をする事がかっこいいこと、正義となるムードが出来る。
そしたら、部下は抗えない。
身体をぼろぼろに、精神もぼろぼろになるまで働いても治療費の補助はでない。
まさに企業に捨てられる友人を見ていると、
そんな状況は変えねばならない。と思う。
雨宮かりんさんもそんな状況について戦っているんだろうな。
正義とか常識に縛られて殺されていく人がここまで多いとしたら、
そんな正義ゴキブリの餌にもなんねえ。

かくいう私も、ワーキングプア。
今年私は31歳になる。フリーター、ワーキングプア、やたらネガティブで不安定な言い回しをされる年齢。
未来に希望を持てと言われても結構難しい。
その時代のリアルを書きたい。

お互いをいたわる気持ちを持ちながら、友に制作と言う戦いをする澤田サンダーは大事な友人だと思う。ありがとうサンダー。おつかれさんだ−。
サンダーさんの「過労死」をテーマにした写真展が、ピンクカウで今月中やっております。サンダーの目線はいつも人知らず世間の中で傷つけられ、捨てられていく人に向けられている。その視線は偽善や哀れみの色に染まる事無く、残酷なまでにストレートだ。

写真=[エキサイティングスポーツ過労死]澤田サンダー
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by renaart | 2007-10-22 02:44


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