「ほっ」と。キャンペーン

沖縄の経済発展は基地ではなく平和で〜かりゆしグループ平良会長提案〜


「米軍基地は沖縄の発展阻害要因」
沖縄を代表する経済人、
かりゆしグループの平良朝敬会長のインタビュー動画です。


米軍の居住地だった那覇の新都心エリアは、免税店や美術館が立ち並び、168人だった雇用が100倍の1万7285人、雇用所得が69倍となりました。

「沖縄から半径飛行機3時間半にアジア市場21億人がいる。沖縄は日本のアジアの窓口です。発展するリゾート地にオスプレイは似合いません」(平良)
参考

(問13)沖縄県の経済は米軍基地経済に大きく依存しているのではないですか。(沖縄県HP)

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# by renaart | 2015-02-02 18:01 | 沖縄 辺野古 | Trackback | Comments(0)

辺野古の鬼は沖縄を見てこなかった私たちなのかもしれない

「辺野古にいる鬼をやっつけよう!」

1月24日、沖縄県名護市の辺野古では厄払いの餅(ムーチー)が、基地反対を訴える市民に振る舞われました。沖縄では一月下旬から二月上旬、厄払いのためにお餅(ムーチー)を食べる風習があります。蒸かしたサツマイモに、餅粉を混ぜ、黒糖で甘く調理した餅を、殺菌効果が高いと言う月桃の葉でくるんで蒸す。妹の鬼退治伝説が由来です。朝から浜辺で女達が数百個のムーチーの準備をします。「本当は孫にも作ってあげたいけど、辺野古の座り込みがあって家に帰れないよ」と地元のおばあちゃん。1月15日に政府が強行した辺野古新基地工事の抗議活動で、24時間態勢で数百人が座り込み抗議を続けています。そんな中、多くの市民が警察や海上保安庁による”過剰な警備”によって骨折などの暴力を振るわれています。

辺野古が普天間基地の新基地移転計画が起こったのは97年。住宅地に近い普天間基地で米軍による婦女暴行事件がおき、その移転先として名指しされたのです。以後18年間、市民が反対の声をあげてきました。70年前県民の四人に一人が亡くなった壮絶な地上戦の後、国土の0.6%の沖縄には国内7割を超える米軍が駐留し、21万件もの犯罪(レイプ、暴力など)を繰り返してきました。「沖縄は基地に経済的に頼っている」と誤解している人も多いですが、1950年代には50%を超えていた県内基地経済が今は5%。アジアの主要な都市から2時間で着くリゾート地として過去最高数705万人の観光客が国内外から沖縄に訪れます。辺野古沖では貴重なジュゴンが見つかり、自然保護の観点からも注視されています。そんな背景があり、昨年の名護市長選、沖縄県知事選、衆院選で基地反対派が勝利し圧倒的な民意を見せつけました。その声を無視する形での強行工事だったのです。

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ゲート前に資材が運ばれる瞬間に立ち会いました。米軍基地内から200名を超える沖縄県警が出てきて、道路を封鎖。250名ほどの市民が警察の壁を越え、資材トラックを積んだトラックの前で搬入を防ごうとすると、力づくで警察が市民を排除します。豊見城市から来たYさんは右手第一関節の伸筋断裂で全治4週間の怪我をおいました。名護市議の翁長久美子さんは、警備員に腕を救われている間に殴られ、肋骨を骨折しました。映画監督の影山あさ子さんも、海上の舟で海保にカメラを奪われそうになり、馬乗りになられるなどの被害を受けています。

「本来は私たちが攻撃の対象になる事自体がおかしいんです」と稲嶺進名護市長は語ります。どうして民主的な選挙で出した辺野古反対という民意が、市民を守るための警察によって、踏みにじられなければならないのでしょう。


 ちなみに辺野古基地建設費用はすべて日本政府が負担しています。官僚や憲法の上に米軍が君臨する。そんな日本の歪んだ状況をあぶり出しているようです。「辺野古の鬼」は見て見ぬ振りをしてきた私たち自身かもしれません。



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# by renaart | 2015-02-02 17:13 | 沖縄 辺野古 | Trackback | Comments(0)

沖縄・運動の代表を隔離〜警察は何を守る組織?〜


1月23日、私が辺野古に行ったとき代表の山城博治(沖縄平和運動センター議長)が
皆がいた所から30メートルほど離れた場所で
10分間ほど10人ほどの警察に取り囲まれていました。
その後、
24日 オール沖縄議員が海上保安庁本部高橋博美次長に抗議。
26日 翁長県知事が海上保安庁本部高橋博美次長と沖縄県警に注意。

などが行われた後も

28日 沖縄県警は、山城さんを20分キャンプシュワブゲート前で拉致、隔離したそうです。

警察に囲まれていたとき、山城さんは腕一本警察に触らず、下を向いていました。
少しでも触れば、公務執行妨害の罪で逮捕される可能性があるからでしょうか。

アブグレイブ刑務所で行われた屈辱的な拷問を思い出します。
周りに10名以上の警察に取り囲まれ 隔離される
このような状況が、どのぐらい 人を精神的に疲弊させるでしょうか。
これが”正当な警備”でしょうか !?

山城さんが隔離されているため、現場の指揮をとるひとがいなくて、
けが人が増えているそうです。

警察のやり方に怒り心頭です。人権侵害です。
法律的には 日米安保条約は憲法より下。
日本は占領国じゃないはず
なんで警察は国民じゃなくてアメリカ軍を守るんだろう。

もう戦後70年経ってる。

外国人基地は国外に出て行くべきだ。

国民ではなく外国人部隊を守るための政府なら、いらない。


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# by renaart | 2015-02-02 16:44 | Trackback | Comments(0)

沖縄報告の動画です。

2月1日に 討論バーシチズンで行われた、増山麗奈の沖縄辺野古報告講演の動画です。

http://www.ustream.tv/recorded/58307075

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# by renaart | 2015-02-02 16:21 | Trackback | Comments(0)

ショックドクトリンにだまされない


911の後、テロとの闘い とブッシュが騒ぎ、アメリカ国民は恐ろしさで思考停止し 中東への空爆を初め、イラク戦争の泥沼に入り込み、10万人以上のイラク人を殺し、米軍帰還兵の四分の一がホームレスになるほどPTSD(もしくは劣化ウラン弾などの健康/神経毒被害)をうけた。
日本は全面的にアメリカにを支援しイラク戦争の戦費の半分を日本が払って
自衛隊は戦後初めて海外に派兵され、米軍のアッシーとして活動した。
戦争に金をつぎ込んでいる間に 日本の格差は拡大。
働く人の三分の一が被正規
シングルマザーの二人に一人が貧困になった。
戦闘行為はしないとされていた自衛隊は実際は戦地で死人を運ぶなどの行為をした。
帰国後自殺した自衛隊員は25名。戦地で負傷した池田さんは重い後遺症に苦しんでいる。
私たちは学んだ。戦争は勝ち負け関わらず 99%の人を不幸を吸って0.1
%の誰かが肥えて行く愚かな貧困ビジネスだって。

結局 フセインは大量破壊兵器を持ってなくて、参戦したイギリスやオランダの代表は、イラク戦争加担の罪を法廷で問われた。

イラク戦争の後、混乱する状況の中で すがるような形で ISISの用な暴力組織が勢力を拡大してきた。

もともとアメリカが攻めなければ ISISは誕生しなかった

また後藤さんの殺害映像のショックドクトリンで
新しい戦争が始められようとしてる。

でも私は信じたいんだ。911以後みたいに人類は馬鹿じゃないって。日本人はバカじゃないって。

過去の反省をもとに、今急に自衛隊派兵だの 憲法改正だの そんなことさせない。自力で考えられる人は増えてる。まだ止められる。

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# by renaart | 2015-02-02 15:23 | Trackback | Comments(0)

後藤さん、湯川さん殺害事件で解せない事

解せない。

湯川氏のBlogと 後藤氏のホームページを詳しく読んでみた。

後藤氏は善意の戦場ジャーナリストで
湯川氏は素人の軍事マニアということになっていて
なぜか湯川氏の死はあまりさわがれず後藤氏の死を戦争へ向かう美談として
政府は最大限に利用している。

後藤氏が喋ってレポートしている昨年のイラクレポート映像@報道ステーションは、湯川氏が撮影したもの。後藤さんのジャーナリストとしての仕事も湯川氏と共同で行っていた。

湯川氏と後藤氏は、仕事上のパートナーだったのでは?

昨年湯川氏と後藤氏は何度も一緒に
中東のISILの国境付近などに行っている。
その旅費は誰がどう出しているのだろうか?

戦場ジャーナリストの知人がいる私としては、
戦地取材 とくにセキュリティを強化しなければならない
前線においての取材がとても金銭的なコストがかかるものだということはわかる。

なぜ彼らは一緒に動いていたのか
湯川氏はBlogに
"さぁ~。みなさんの出番です!ジャーナリストとコラボで、
支援任務です。参加を募集。『クロスオーバー・オペレーション』
僕が会長をしている『アジア維新の会』も含め詳しくは次回に。"
と記してあり、
シリア国内の避難民への食料などの人道支援のための募金を集めたりしている。
ちなみにそのご捕まったからかいくら集まり何に使ったかの報告がない

そのプロジェクトの日本問い合わせ先は、
田母神の支援団体の茨城支部の代表 木本信男(湯川氏の会社顧問)
であり、水戸市議の木本信太郎の支援団体と同じ住所・電話番号である。

田母神は湯川氏と一緒の写真を湯川氏のオフィシャルホームページにアップされているし、茨城の木本氏を通じて面識があるはずだし、アメンバーに登録されているにもかかわらず全く面識がないと否定している。

後藤氏殺害によりますます政府批判をしにくい雰囲気が作られようとしている

しかしこれらの疑問点を無視して
ISIL 憎し→ 戦争を出来る国づくり
なんてしていいのだろうか。

私はまだ二人が本当に亡くなったとは信じてない。

だからお悔やみの言葉をおくるよりも 真実を追究したい。


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# by renaart | 2015-02-02 15:20 | ISIL | Trackback | Comments(0)

北斎の「琉球八景」

葛飾北斎は、琉球を描いた「琉球八景」という作品を描いている。

富士山ぽい山があったり、雪が降ってたり・・かなりメチャクチャ。なんか寒そう。理解してないな〜って感じである。

それもそのはず。
実際に琉球にわたったのではなく、
琉球の書物をもとにヤシの木々や、港の様子を想像して描いたのである。

当時は琉球は外国であり、日本は鎖国しており外国との行き来を認められておらず、琉球には薩摩の役人しか行き来できなかった。

琉球の王室の着物も展示されていた。鮮やかな赤い色は高貴な色として、国王の家族しか身につける事が出来なかった。紅型、赤を出す染料は、中国からもたらされたものだったそうだ。

沖縄にとって、対中国との対話、交易は、対日本よりも密接だったのかもしれない。

台湾から沖縄一時間。神戸から沖縄2時間半。
その距離感を理解しなければならない。

沖縄は日本の属国ではない
沖縄はアジアみんなの宝物であり パラダイスである。

沖縄を日本政府だけの都合で壊してはならない。


(那覇の沖縄歴史博物館で
3月まで「琉球八景」展示されています)
http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/archives/894


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# by renaart | 2015-01-28 13:27 | 現代アート   | Trackback | Comments(0)

【沖縄辺野古での過剰な暴力にNO! 海上保安庁へオール沖縄議員が抗議】

c0046559_20412046.jpg1月23日、沖縄の那覇の第十一管区海上保安本部に対し、米軍基地の移設計画が進められている沖縄県名護市辺野古湾岸部で、市民による抗議活動を海上保安庁が暴力的な排除をしていることについて、沖縄県選出の国会議員らが「過剰な規制だ」と抗議要請文を提出した。
集まったのは糸数慶子参議院議員、照屋寛徳衆議院議員、玉城デニー衆議院議員、仲里利信衆議院議員、赤嶺政賢衆議院議員、合計5名の国会議員だ。

「政府は県民の8割が反対している中、1月15日から辺野古基地の工事を再開している。名護市長選、沖縄県知事選、衆院選すべての選挙で辺野古基地反対の候補が当選した。政府はその事を真摯に受け止め、速攻基地建設を断念すべきである。
 
 また反対する住民を威嚇して行われる過剰な警備により、現地では肋骨を骨折するなどの怪我が相次いでいる。
今の過剰な警備を続行する事は危険性を高重大事故に発展する恐れがある」
との要請文を玉城デニー議員が読み上げた。

 抗議文の提出は当初建物内部で行われる予定だったが、取材陣の同行を海上保安庁側が断った事から、照屋寛徳議員が「マスコミ排除は国民の知る権利を奪う。報道の自由は民主主義の原点だ」と反対し、マスコミも同席できる一階入り口付近での申し入れとなった。


当日の現地新聞、琉球新報には、現地で取材を続けるジャーナリストの影山あさ子さんが、海上保安庁に馬乗りにされた5枚連続の写真が掲載されていたのだが、赤嶺政賢議員はその写真をiPadで海上保安庁の担当課長に見せ、

「これが正当な規制なのか」(赤嶺)
「女性がこのような暴力を受けてどのような気持ちになるかわかるんですか」(糸数)
「海保は最初、彼女の持ったカメラを奪おうとしたそうです。ジャーナリストにとって命よりも大事なカメラを奪うとはどういうことなんですか」(玉城)
と追求した。

 「暴力をふるう海保は特定の数人」「県内の人間ではなく、本土から来た暴力的な人物ではないかと市民から指摘されている」と議員らは担当者の名簿提出を海上保安庁に求めたが、海上保安庁から具体的な返答はなかった。

 沖縄では表現の自由、市民が弾圧されない自由、当たり前に生きる権利を剥奪されている。 しかし、沖縄にはあきらめずに声を上げてくれる市民や地方議員、国会議員がいて、そこで真実を伝えようとするマスコミの姿がある。
 ペンやカメラに権力の暴力が行われたときは、国会議員が結集し抗議する、互いの信頼関係に基づいた熱いつながりがある。

「報道とは何か」「政治とは何か」失われてしまった当たり前の事を、取材をするたび、沖縄で教えていただいているような気がする。
日本の民主主義は沖縄から始まるのかもしれない。

 沖縄のニュースはなかなか本土で取り上げられる事が少ない。
しかし、戦争への法整備を急ぐ安倍政権の暴走を止めるためにも沖縄は注視すべきだ。安倍政権は対イスラム国対策として、自衛隊海外派兵の可能性をにおわせはじめた。現在進行中の米軍基地新設の辺野古は、”集団的自衛権のため”自衛隊が米軍とともに海外の戦地へと飛び立つ最前線になるかもしれないのだ。

全国から「沖縄の辺野古基地強行をやめて!」「海保や警察は暴力をやめて!」と声をあげよう。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237757-storytopic-3.html


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# by renaart | 2015-01-26 20:39 | 沖縄 辺野古 | Trackback | Comments(0)

沖縄・辺野古/海保や警察の過剰な暴力

辺野古速報。
昨日は50名、今日は100名以上の沖縄県選出の国会議員、県内の町会議員、市会議員、県会議員が辺野古のキャンプシュワブのゲート前に集まった。辺野古新基地に反対しているのは一部の県民ではない。
圧倒的多数の民意で、沖縄にもう基地はいらないと訴えている。

県内メディアの他、オランダの新聞社の取材、本土からも赤旗や平和新聞、ジャーナリストの森住卓さん、影山あさ子さんも来ていた。焼きつけるような日差しの中、市民による座り込みは201日目を迎えた。
「沖縄で起きている事を、世界に伝えてほしい!」と運動の代表の山城博治氏がメガホンで訴える。

議員団が帰った直後、辺野古キャンプシュワブの前の国道に数百人の沖縄県警察の警察官が現れ、道路を封鎖。キャンプシュワブの前に集まった200名以上の市民が抗議に集まろうとしても、道路に入れてくれない。入り、車の搬入を止めようとした市民が羽交い締めにされ、ある者は殴られ、ある者は腕を抱えられるなどの暴力行為を受けている。
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運動の代表の山城さんは、道路際に20名の警察に囲まれ、拉致され、行動を阻止されている。
警察に指をへし折られたヤスさん、病院に行った所、右手の薬指の骨が折れていた事がわかった。ヤスさんは老人介護の仕事をしている。利き手薬指の骨折は本業にも支障が出る。

名護市議会議員の翁長久美子さんは、1月15日にゲート前で機動隊に腕を組まれ、手で殴られ肋骨を折った。
「明らかに意図的な暴力行為です。度を超しています。本来であれば警察官は、私たち市民を守るためにいるはずなのに、なぜ私たち市民がこのようなひどい目にあわなければならないんですか」
翁長久美子さんは、辺野古に12日間泊まり込んでで抗議活動を続ける。「寝袋議員ですよ(笑)」(翁長)
そこまでして基地を阻止したいのは、故郷・名護を宝を守りたいからだ。
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「名護は海も自然も空気もとてもきれいな所。国土の0.6%の国土しかない沖縄に、日本国内の70%以上の米軍基地が置かれている。それが既に異常な事。その中で普天間を移転しなきゃいけないから辺野古 なんておかしい。普天間で受け入れて危ない事は沖縄の何処に持って行っても危ない。
安倍首相に訴えたい。安倍さんの地元の山口に基地をつくってくださいよ。それが無理なら山口の人たち、本土の人たちは沖縄に来て、どんなひどい事が行われているかこの目で見てください」(翁長久美子名護市議会議員)
私も昨日トラックの資材搬入を強行する業者とそれを守る数百人の警察が市民を羽交い締めにする姿を見て 心が引き剝がされそうな気持ちになりました。

ここ米軍それに追従する日本が新たな戦争を始めようとする勢力と、
平和を望む市民が対峙する、地球上の最前線だ。

辺野古を止めれば、暴力が支配し、環境を壊した武器戦争経済を断絶させられるかもしれない。

みんな辺野古を応援しに来て そしてついでに沖縄に観光にきてお金を落とそう!
安倍が振興予算を減らすなら、私たちが沖縄を盛り上げよう!
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# by renaart | 2015-01-24 14:49 | Trackback | Comments(0)

【サザン桑田謝罪で改めてリスペクト 忌野清志郎の反骨精神】

c0046559_14295117.jpg大晦日の紅白歌合戦で、ヒットラーのようなちょび髭をつけて出演し「ピースとハイライト」を熱唱したサザン・オールスターズの桑田佳祐の行動が戦争へと進む政権批判かと話題になった。年越しライブで今上天皇から受け取った勲章をジーパンのポケットから取り出す行動も問題視された。

 桑田氏の行動に対し、右翼団体員30名ほどが所属事務所前で「反日的だ」と抗議のデモを行う一方、「憲法改正議論や集団的自衛権行使容認が起きている現状の日本をしっかりと考えさせられる曲」と共感の声も多い。NHKオンデマンドでの紅白再放送では桑田氏のシーンのみカットされて放送された。

桑田氏は所属事務所アミューズから「紅白での演出に他意はない」「配慮が足りなかった」と謝罪・説明文を発表。東京FMでは『ピースとハイライト』は集団的自衛権が問題になる前に作られた曲であり、受け取り側の誤解であると発言した。

 組織に配慮した桑田氏の“大人な対応”を見ていて、かつて音楽界で最大のタブーだった原発にNOをつきつけた忌野清志郎のことを思わずにはいられない。

【桑田氏も収録に参加した脱原発ソング入りアルバム】

  88年、チェルノブイリ事故の2年後、日本でも食品にセシウムが入っているのではと話題になっていたころ、RCサクセションというバンドボーカル忌野清志郎はある原発反対ソングを発表した。今でも反原発デモなどで流され、長く人々に愛される「原子力はいらねえ。電力は余ってる」と叫ぶ「サマータイムブルース」と「巧みな言葉で一般庶民をだまそうとしたが」「核などいらねえ」と訴える「ラブミーテンダー」だ。
  この二曲が入った洋楽のカバーアルバム「COVERS」は原発メーカーである東芝のグループ会社東芝EMIから発売予定だったが「すばらしすぎて発売中止になりました」という新聞広告とともに、発売中止。その後「COVERS」はキティレコード(現ユニバーサルミュージック)から発売され、RCサクセションの中では唯一チャート一位を獲得した。 実はこのアルバムの収録には、桑竹居助の偽名にてサザンオールスターズの桑田佳祐も参加している。
 
  「サマータイムブルース」は、東京FM系列の放送局では放送禁止とされた。そこで忌野清志郎は政治的主張する覆面バンド「タイマーズ」を結成。広島の平和コンサートに出演したり、テレビの音楽番組で「東京FM腐ったラジオ!何でもかんでも放送禁止さ。」なとシャウトするなどその暴れっぷりは痛快の一言だ。



  タイマーズはその後東芝EMIから正式にデビューして皮肉たっぷりに原発推進を伝える「原発音頭」(笑)を発表。喧嘩した相手ともユーモアを交えてつながっていく人間力もあっぱれである。
 忌野清志郎はわずか58歳でがん性リンパ管症によってこの世を去ってしまった。

 生涯にわたって愛と平和を歌った忌野清志郎は、実は趣味で油彩を500点も描いていた。
 手製の衣装やレコードジャケット、キャンバス画などが200点弱が兵庫県宝塚市の手塚治虫記念館「忌野清志郎展~手塚治虫ユーモアの遺伝子~」(2015年2月20日(金)まで)で展示されている。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/4000020/4000044.html
曲のイメージデッサンや、ファンには見せなかった闘病中の自画像、娘への暖かいまなざしを感じる肖像画など、丁寧に人生と向き合った人間・清志郎の魅力が感じられる展示だ。

2/10(Tue)からはライブ映像がたっぷり収録された
映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~』が全国上映される。
http://www.kiyoshiro.co.jp/schedule/index.html#2

腰を据えて政治的な問題に対峙する表現者が少ない今、忌野清志郎のことを知らない世代にも反骨精神をつきとおしたアーティストが日本にいたということを知ってもらいたい。桑田氏には仮名をつかってでも忌野清志郎と「COVERS」を制作したときの熱い想いを思い出してほしい。終戦から70年の今年、反戦平和を訴えるサザン覆面バンドを結成し、本気を見せてくれたら最高なのだが。
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# by renaart | 2015-01-20 13:29 | Trackback(1) | Comments(2)