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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

蟹工船とフランス

3月7日 午前11時から中央区立月島社会会館ホールで行われる平和プラザ2009で
「蟹工船と現代の若者」というテーマのシンポジウムに参加させていただくことになりました。

小林多喜二の研究家である藤田廣登さんと、在日フランス人で弱者のことを研究しているマリナス・ダヴィッド・アントアスさん。私増山麗奈はお二人の対談の司会をさせていただきます。
プロレタリア運動、文学、文化はフランス発祥だとか、100年前、多喜二もパリの文化人やアクティビストと交流があったとか
フランスと日本の貧困の状況と文化を比べ、何処に向かって行けば良いのか探ります。

また、フランスでの労働組合は、業種別であり、失業者やかつてその業種で働いていた人も入れるのに、日本の労働組合は企業別。正社員しか入れない。
だから派遣切りの問題に取り組みにくい。ワークシェアリングについても賃下げだ!とか経団連と組んでいっちゃったりさ。日本の非正規労働者は、国際的にもかなり孤立している模様!
などなど興味深い話が聞けることになるでしょう。
実はこの企画をしているのは「首都圏青年ユニオン」という若者組合。
ダヴィッドさんや、ロスジェネ編集長でもある浅尾大輔さんも参加する首都圏青年ユニオンとは、労働組合の中でもかなり特殊なネットワークで、失業者やフリーター、非正規労働者も入れるそうです。さらには、通常組合というのは組合労働者からの会費で運営されているんだそうだが、お金に困っている非正規労働者の方に組合費を払わせるわけにはいかないと、首都圏青年ユニオンは会費をとらないんだそうだ。そのかわり、「首都圏青年ユニオンを支える会」というのがあって、年配者や弁護士、教師、正社員など収入の安定した人たちが若者を支える仕組みになっているだって!現在組合員300人。支える会1000人ぐらい。みんなで集まって、会報の発送、宛名書きなど事務仕事をするのだそうだ。それはすごい!興味がある方は連絡してみては。
首都圏青年ユニオン
http://www/seinen-u.org
03-5395-5255

チラシを見ると、平和プラザ2009ではスタッフや募金も募集されているようなので興味のある方は,連絡してみてください。当日のスタッフ、準備等いろいろ手作りでされているようですよ。お友達もできるかも!
平和プラザ2009事務局(吉川さん)
shingo-y@festa.ocn.nr.jp
fax 03−5964−0428

ちなみに、同じ会場で3月6日、ダーリンの志葉玲が、「平和を願う中央市民の戦争展」の関連企画「イラクとアフガニスタンから考える〜今私たちにできる事〜」として
JVCの長谷川貴俊さんと対談を行うようです。






ちなみにシバは、2月6日に帰国予定です。いくつか講演会のご依頼をいただいているのですが、実は私は彼のスケジュールを把握していないので、答えようがないのです・・。もし彼と連絡つかず困ってらっしゃる方いましたら、帰国後こちらから連絡します。混乱させてしまって申し訳ないです。
by renaart | 2009-02-03 15:04

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