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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

有機的に生きることから、経済を生み出す

ダーがガザへ出発した日、丁度家の娘達がインフルエンザにかかり、壁画の仕事を休んでしまった。プロとして受けた仕事を休んだ悔しさと情けなさと意地がごちゃまぜになりながら家でこつこつと違う書き物や絵の仕事をしていた。

パソコンに向かう私の膝には凄まじく可愛いちびちゃんの寝顔のおもさがあって

そのときふと思った。

あれ、そんなきりきりしなくたってもいいや、って。

何の為に生きているのかと思ったとき

自分(麗奈タン)、家族、友人、それぞれ生きていて

生きているからこそ 怪我したり病気になったり悲しんだり苦しんだり悩んだりして

生きている私たちが暮らすのが 「生活」というもので

その為にちょっと食べ物とか必要だからお金が必要で

生きていながら絵を描いたりデモ行ったりお茶飲んだり

そのなかで自然にお金になれば、なんかそっちのほうがあたりまえのことで

経済成長し続けるという洗脳をかけられ

働かなきゃ成長しなくちゃという固定概念にしばられていた

いままでがちょっと厳しーかったんじゃね?

ソニーのテレビをそんなにたくさん売らなくたって死にやしないし

むしろ売りすぎるほうが環境破壊するし

24時間働けますか!って働いたら過労死だし

そんなきちんきちんとしてらんねえよ!こちとらでこぼこと生きてるからよ!

ちょっときつきつになりすぎた世界を緩やかに戻して行く事



ロスジェネ世代が「奪われて来た生きる為に必要な”something”」を、取り返す事になるんじゃないかな

ってさ

更に言えばそのゆっくりした地平から見える何かが今描くべき絵なんだ

それがいちむらみさこさんがいう「賃金労働への絶望」なんだろうか

簡単には捨てられないけど少しずつじわじわと世界が確実に変わっている事

を感じます。

同時に高度経済成長期のサラリーマンのように闇雲にアートを作りつづけてきた私自身を
ちょっとかわいがってあげたいし(産後10時間ぐらいから病院抜け出して働いてた)
家族のためにと信じ世界中のサラリーマンの皆様たちの苦労も
愛おしいと思いながら
その正義が地球を蝕み 人々を蝕み 戦争を起こしつづけ、動物達を殺してき続けたのだから
やっぱりそれは
ちょっと舵のほうこうを換えて
ゆっくりしてもいいんじゃないかって
そろそろ地球にも自分たちにもバカンスを。
あげてもいいのかなって。
思うのでした。
そっちのほうがセクシーだしね!

ps
あ、もちろん今後ベビーシッターなどちゃんとなんとかして、受けた仕事を休まないようにしますので、頼んでくださいね。
by renaart | 2009-02-09 01:06

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