中川が死んだ
未来に向かって。
中川昭一氏が死んだ。自殺か他殺かわからない。オーバードーズなのかもしれない。彼の行ったもうろう会見によって、日本は国際的信用を著しく失った。その負の遺産は私たちの子供達に押し付けられる。
中川氏は自ら行った罪を見つめる精神的キャパシティが無かったのかもしれない。
昨年赤旗小説連載で描いた挿絵を思い出した。
新潟に展覧会で出張中に描いたもので、たしか終戦記念日だったとおもう。
いつもながら、出発15分ぐらい前に書き上げ、急いで宅急便で送り、新幹線に飛び乗った。
内容は戦犯の日本軍将校が自らの罪を受け止めきれずピストル自決したというシーン。
過激すぎるという事で実際の掲載では血の部分はカットされた。ここで完全版を紹介したい。
(ちなみに原画は売れ残っているので、ブログをみて欲しいという方に販売可能です。額入り一枚30000円。サイズはB5)
でも中川氏が死んでも、自民党の悪行は許される訳ではない。死人を責め立てるな、という日本的良識にだまされちゃいけない。
私たちは生きている。よりましな世界を作る為に、彼が放棄した責任を私たち大人が背負おう。権力への媚びにまみれて弱者を食い物にしてきた自民党の悪行を世間に晒し、すこしはましな世界を作る為に何ができるか考え、行動する。それが自民党政権に決定権を任せてきてしまった(自民党政権を選んだこのは他でもない国民なのだ)我々大人の責任の取り方だと私は思う。
あんなかっこわるい大人になりたくない。
この日を自分史にも刻み込む。
怒りと戒めをこめて合掌。
ご冥福をお祈りします。














