帰宅、そして鳥居
今回は一回も会場に行けなかったな、反省。いろいろアエラ様の取材班をつれてとか仕事にかこつけていけば良かったっ。
もう展覧会が終わったから言えるのですが、実はこの展覧会中わたし神霊体験しました。
これからは神霊アイドルならぬ神霊アーティストになれるかなあ。
まだ絵の具を開けていないのに、水も出していないのにWOMAN TRAINを上映するスクリーンに天井から血が滴ったり(きゃー!!)
しかもその血のしたたった部分が、WOMAN TRIANエンディングで映像の中で血が滴る箇所と重なっていたり!(きゃー!!)
展示空間に残っていた神棚を展示期間中だけだからと外そうとしたら、電動ドリルが壊れたり・・
やっぱり私の展示空間には、誰かがいたんだと思います。
想像するに、その人は女性で、今まで職場でたくさんつらい想いをしてきたひとなんじゃないかな・・。WOMAN TRAINは近代以降いろいろ時代の型をはめられながらいろいろな暴力を受けてきた女性達の物語だから、シンクロしたのかもしれないな。
今日搬出のときに、神だなを見ていたら、なんか表情がほっくりしていた気がして、おそらくその方も「増山、悪い気持ちでやっているんじゃないんだな。真剣なんだな」って解ってくれたのではないかと思う。
そのかたさま、お世話になりました。
そう思うとずいぶん昔おばあちゃんが亡くなったときおばあちゃんの幽霊を私は確かに見た事を思い出したのだった。私のおばあちゃんは当時では超珍しい女性政治家で、綺麗な人だった。今女性と社会をテーマに活動しているのは、おばあちゃんの想いを伝えているのかもしれないな、なんて思った。そういえばおばあちゃんは絵を描く人でもあった。上品な、絵だったけれど、内面はいろいろ葛藤を抱えていたんだろうな。
私はいろいろなトラブルを起こす割に、元気、健康、幸せ、人にも機会にも恵まれているのですがそれはおばあちゃんが守ってくれているお陰かもしれないな、って思います。
改めておばあちゃんありがとう。
ところで、神霊アーティスト、明日は鳥居に挑戦です。
明日土砂降りのとある海で鳥居を使った撮影をしてくるのです。
作ってくれたのは親愛なるアシスタントqramo様・・
ありがとう・・
とっても怖そうだよ・・・
身の毛もよだつシーンを撮影するぞ!ロスジェネのこころの惨状を描ききるのです!