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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

【news】7/25食べ物の”子ども基準値”など求めて農林水産省へ

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2011年7月25日
農林水産省 鹿野 道彦大臣殿

汚染された藁を食べた牛肉をはじめ
放射能濃度の高い食品が広く市場に広がっている問題について
こどもたちの「食の安全」確保の為の要望書

いつも国民の為にご尽力くださりありがとうございます。この度汚染されたわらを食べた牛が鳥取沖縄をのぞく全ての都道府県で販売・消費されました。今まで信じてきた日本の食の安全性が壊れていくようで、 私たち母親たちは驚き、そして大変不安を感じています、枝野幹事長は震災以降「市場に出回っているものは安全」「直ちには健康に影響がない」と発言してこられました。政府・農林水産省には多大な責任があるのではないでしょうか。
既に山形や千葉の一部の小学校.保育園では子どもたちが食べる給食に汚染わらを食べた牛肉が入っており、食したと言う報告があります。本来であれば守られるべきこどもたちのいのちが軽んじられているこの状況を、なんとか変えてほしいと私たちは強く願っています。
 今後ワラだけではなく汚染された野菜や海産物、鶏肉や牛肉、豚肉、そして秋の収穫時控えた米が市場を流通する可能性があります。こどもたちを守る事ができるように以下の事に取り組んでくださいますようによろしくお願いいたします。
 
  1. 今まで流通した牛肉の流通ルートを販売店の名前など細かく公表する。
  2. 今後、放射性物質に対して感受性が強い乳児・こども・妊婦などがより安全なものを選べるように基準値以内でも表示を義務付ける。
3. 今後、より細かく食品をチェックできるように各自治体で、独自に食品内放射性物質を検出する機械を購入し、検査できるように国が補助をする。
4 給食や保育園の食事など子どもたちが食べるものに関して、放射線濃度の低い安全な産地のものを使う。
5. 消費者の買い控えを防ぎ、第一次産業を守る為に、産地の表示を「国産」だけではなく、もっと細かい「福島県〜市産」「〜県〜市加工」などより細かい県・市までの産地明記の義務づけを行う。
6. 基準値以上に汚染された食品を東電や国が買い取ること。
7・ 大人より被曝の影響を受けやすい子どもたちや妊婦の方の為に、現在の暫定基準値よりさらに低い“子ども基準値”を設定し、流通経路や、販売方法を工夫する。
 
 私たちは母親は、今後、農林水産省が出して下さる正しい情報を学び、日本全国の子どもたちに安全な健康と環境について考えて行きたいと思います。食の安全・信頼を取り戻して下さるようお願い申し上げます。私たち母親の子どもたちを守りたいという気持ちをお聞き入れ下さるようお願いいたします。           
                        
      いのちを守るお母さん全国ネットワーク
横関彩子(関東支部世話人 東京都在住) 
村上史枝(関東支部世話人 東京都在住)
藤内かおり(関東支部世話人 神奈川県在住)
池辺幸恵(関西支部世話人 兵庫県在住)                          増山麗奈(関西支部世話人 兵庫県在住)
                                         

2011年7月25日


報道各社様へ 


7月25日(月)14時〜、農林水産省の門の前にて、
全国から集まった母親達が、農林水産省 鹿野道彦大臣にあてて、「汚染された藁を食べた牛肉をはじめ放射能濃度の高い食品が広く市場に広がっている問題についてこどもたちの「食の安全」確保の為の要望書」を渡し、子どもたちへの食の安全を、という思いを届けます。
注)現在服部良一議員の秘書の方によって、30分ほどの交渉を予定しておりますが、事件後の混乱もあり、農林水産省側の都合によって急遽要望書を受け取っていただけない可能性や、交渉の時間が短縮となる可能性もあります。その場合でも私たち母親は農林水産省門前に集合いたします。

ぜひ取材に来てくださりますようにお願い申し上げます。

私たち「いのちを守るお母さん全国ネットワーク」は福島第一原発事故後の反・脱原発のパレードやイベントで知り合ったお母さんたちを中心とするゆるやかなネットワークです。年齢、職業はさまざまですが、「子どもたちが放射性物質に怯えることなく安心して暮らせる社会を作りたい」という想いで繋がっています。関東、関西、福島、名古屋、福井、福岡とネットワークは広がっています。6月3日は福島の子どもたちの年間放射線量20mSvの即時撤回、を求め、文部科学省に要望書を届けました。この要望書の申し入れは、毎日新聞、TBS、日本テレビなど数多くのメディアで報道されました。また7/4には関西に電気を送っている福井県庁へ「原発依存を減らして、停止中の核燃料税増税反対」を訴え、NHKや東京新聞などに取り上げられました。七夕には東京・名古屋でのお母さん達が電力会社に申し入れし、今回の汚染牛の問題で問題になった西宮食肉センター・西宮市への申し入れも行い地元マスコミに報道されました。

今後「いのちを守るお母さん全国ネット」は食の安全を守り子どもたちが安心して暮らせる環境づくりを実現し、原発に頼らない、安心して暮らせるまちづくりを行う予定です。子どもたちを想う母親たちの気持ちをより多くの方々にお伝え下さるようお願いいたします。

 これまでの活動について
いのちを守るお母さん全国ネットワーク ブログ  
http://ameblo.jp/inochimother
問い合わせ・当日連絡先 いのちを守るお母さん全国ネットワーク
世話人    増山麗奈   080-6687-4118
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                                             村上史枝   横関彩子


国会内問い合わせ   
服部良一事務所(担当 芦澤) tel:03(3508)7056
                                             
                   
by renaart | 2011-07-22 22:38

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