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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

最近手が進まなくなると本を読む

仕事をしていて、あんまり集中できないと、ベットに横たわって本を読む。
この時間が結構好き。
文字に引っ張られるように物語りの中に入っていくのが責任奉還(なんだそりゃ)できるようで気持ちがいい。今はダーリンもNYに行ってしまったし、寂しい気持ちを読書で紛らわせますか。だいたいいつも私はセックスばっかりしているので、たまにはセックスエネルギーを他に向けるのも悪くない。
自分の本棚にあっても読んでない本もまだあるしね。人様の書いたものを読むのも勉強だ。

今日読んだのは坊ちゃんの時代DAYS JAPAN
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坊ちゃんの時代(関川 夏央原作 /谷口 ジロー 絵)はいつ読んでも効くね。漫画、侮れず!!!文学の香りを感じさせる名作。明治時代を書いた現代作品って「懐かしきよき時代」を描こうと意気込みすぎて、何となくハリウッドにでてくる武士などのティピカルなイメージを後追いするようなつまらないものが多いのだが、コレはもっと自然。杉浦 日向子さん描く江戸のように、お前この時代生きてただろう!と突っ込みたくなる説得力。まあのりで言えばオタクが巨乳&童顔な萌え系のアニメ作るぐらい自然な書き方なの。体で理解してるっていうか。私は実は森鴎外フェチなのだが、鴎外と漱石が不思議な運命を交差したり、石川啄木がまわりに借金しまくって嘘つきまくるその小さな人間性とそこから産まれる珠玉の作品とのギャップまで描くなど、文豪が生きている人間となって目の前に現れる。目の前にそびえ立つ西洋と哀愁の東洋の間で揺れ動く漱石や鴎外の悩みは今もそのまま息づいている気がします。
あんな風に後世名を残す天才たちが出会ってお互いに袖振りあうって言うのは面白いよね。
今私のまわりにいる芸術家たちも、その後伝説になるのかしらん?
うまいなあ・・谷口ジロー、そして深いなあ・・関川夏央・・・・。

さてさて、今夜はまだ終わらないのであった。
これからもう一仕事、エッセイのレジメづくり。
ではよいこの皆さんお休みなさい☆
by renaart | 2005-05-20 02:37

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