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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

ドイツ最古の、ラインベルグ旧原発に学ぶ「原発の正しい終え方」

グーテンモルゲン!ドイツベルリンから増山麗奈です。
大阪ではガレキが29日と30日焼却されてしまったんですね。一年以上前からガレキ反対の運動をやっていたし、大阪市にも大阪府にも抗議をしにいったのに、兵庫県は止められたのに!大阪は止められなかった。とても残念です。
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先の事を考えず、原発を作り続けてきた先人たちの反省も無く
このような大きな原発事故の後もむやみに核拡散を続ける政府、政治家、無関心層に対して、怒りを感じます。
そして人々に声を届けられなかった自分の発進力の弱さ、説得力の弱さが悔しい。

この国の未来が刻一刻なくなっていく。大阪でガレキに反対の声をあげていた友人も、説明会の行われていた建物内に入っただけで、逮捕されてしまっています。悔しい。
大事な時に関西で一緒に闘えなくてごめんなさい。
こんな負のサイクルはもううんざり。
いい加減、人間、学ぼうよ!世の中には取り返しがつくこととつかない事がある。

放射性物質をきちんと管理するための方法をドイツで学びたいと、
66年に作られ、90年に停止となったドイツ最古の原発ラインスベルグ旧原発に取材に行ってきました。

ドイツ放射線防御協会会長のセバスティアン・プフルークバイル博士にアポイントを取っていただき、車を運転していただきました。小出裕章さんに「増山さんは私があった中で一番人使い荒い人です」との称号をいただいたことがある私ですが(笑)、天下のセバスティアン博士にサポートしていただけるなんて確かにホントに贅沢すぎます。博士、ダンケシュン!
お礼に旅で得た知識を日本のみんなとシェアして、日本の原発も止めて安全に解体して未来を守ります!

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セバスティアン博士はこの原発を1990年に止めました。
博士はベルリンの壁が崩壊したのと同時に、博士は東ドイツの暫定政権の大臣となったのですが、その時に東ドイツの原発からの放射性物質の漏洩のひどさ、安全性確保のひどさなど 政府が隠していた資料を広く民衆に伝え、博士のだい大臣任期中の一年間で稼働中5基、建設中7基の原発を止めたことがあります。

案内していただいたのは、ドイツ政府が所有する原発の解体を全て担っている原発解体会社EWNの広報担当のヨーク・メラーさんです。
ミラーさんと一緒に旧原発で使っていたタービンの一部の前でパチリ。
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ミラーさんに原発の安全な処理の仕方を説明していただきました。
まずは原発の解体にはものすごいお金がかかり、建設にかかるコストや、稼働中の発電で得た利益を大幅に超える解体予算がかかる
とのこと。解体には70年ぐらいは年月がかかると。もう一度数値を確認したいと思いますが、加圧水式原子炉一基を稼働させていた ラインスベルクの原発解体コストは600億円とのことです。民間の電力会社が管理する原発は、その電力会社は解体コストの責任を持ちますが、旧ラインスベルグ原発はドイツ政府が管理しているため、解体コストはドイツ政権が負担。つまりドイツの人たちの税金ですね。


原発をとめてもすぐ解体出来る訳ではなく、放射性物質を寝かして熱を取らなければならない。ラインスベルグ原発の場合、5年経った95年から解体を始め、最初は機械室の部品とか汚染されていないパーツから始め、徐々に放射性物質が高い部品に取りかかるとの事。
(黄緑の部分が終わった所で、赤い所はこれから解体する所)
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(写真は220本の核燃料を取り出している所。2001年の作業 使用していないものはアメリカに売ったそうです)
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ドイツでは、最終処分場がまだ決まっていないため、電力会社は自分たちの所有する土地に処分した核廃棄物を保管しなければならないとのこと。ラインスベルグ旧原発では同じくドイツ政府が管理するグラインズバルド原発の中間処分場(地上)にとりあえずコンテナなどに収納してこんな風に置いています。☟
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66年に稼働した時の貴重な白黒映像も提供していただきました。

映画「ママの約束」で自由に使用していいよとの事。
95年から2010年の解体の記録のドキュメンタリー映像も。
一時間に渡るメラーさんの詳細な解説も収録しています。
現地の通訳ケラー佑子さんにだいたいの部分は説明していただきましたが、
原子力の専門用語も多いし、全てを翻訳するのは時間的に難しかったため、
日本に帰ってからどなたか翻訳を手伝ってほしい!!
もはやこれは一母親の仕事を超え国家レベルの仕事なような気が・・。
誰か翻訳手伝ってください〜〜!
あと翻訳代もとんでもなくかかると思うので(遠い目)
引き続きカンパも募集しています!(涙)
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【ドイツロケ含む制作協力費ご支援お願い致します!】
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http://renaart.exblog.jp/18616275/
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建屋の中にも入れていただきました。
元制御室。クリスマスツリーが飾ってあり、労働者の皆さんも笑顔。いい雰囲気。
元々機械の状態を見る為のモニターには、処分した順に白い紙が張ってあります。

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前人未到の解体作業は、新技術革新の連続で、
格納容器が関連の機材を切り刻む為の新しいのこぎりを自分たちで開発したり、
(この茶色いのが格納容器です。それをまっぷたつに切っているところなんだって)
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こちらが格納容器の様子を監視する部屋。
黄色いガラスと鉛の窓の奥に、このような格納容器を取り出した穴があります。
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格納容器が入っていた穴、意外と小さい〜。
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地球には原発が約400基。
こんな小さなものが建設や処理に国家予算を超えるほどの大金を費やし、
人々や動物を被曝させ、
保管の為に何万年も先の人類に負荷を残してしまうんですね。
人間ってホントに・・・・。
by renaart | 2012-12-01 18:59

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