【news】ドイツ活動報告/会計報告

11/27〜12/8にかけて、志葉玲と増山麗奈が原発の終え方や、再生可能エネルギーについての取材(映画「ママの約束」取材)でドイツ取材に行きました。
ドイツ最古の原発ラインスベルク旧原発でドイツ国が所有する全ての原発解体事業を請け負うEWN社の広報担当のヨルク・メイラー氏に原発解体の現場を案内していただき、
1990年に東ドイツの原発の危険な現状を世界に告発したドイツ放射線防御協会のセバスティアン・プフルークバイル博士にインタビューし、廃炉・解体作業が、発電で得た利益や、最初の建設費よりもずっと多額にかかり、少なくとも70年かかるという事を知りました。
ラインスベルク原発の近隣のプロテスタント教会で働いていたラインハルト・ダルヒョウ元牧師に、原発解体の過程について周囲の住民への説明があった事を教えていただきました。日本も東海第一原発や浜岡原発で廃炉作業が進められていますが、日本も近隣住民への説明を行うべきだと思いました。ドイツでの宗教者たちの原発に対する動きも教えていただきました。
ベルリン郊外の自給自足村トロイエンブリーツェン地方のフェルトハイムで、自然エネルギー専門のエネルギー会社、エネルギークバレ社の広報担当のクロービッター氏へのインタビューを行い、環境に負荷のない風力、太陽光、バイオガス、バイオマスによる発電や温水システムを取材しました。フェルトハイムの住民たちは、エネルギークベレ社の発電のおかげで電気代が通常の3割安くなり、暖房代が1割安くなることを知りました。地域にリスクを押し付けるのではなく、利益をもたらす電力会社が日本でも増えていったらいいのにな。
ザルツレーベン地方で市民風力発電を経営するディーター・シャールシュミットさんの風車の上に上ってインタビューをさせていただき、風車や地域密着のエネルギーが地域の人たちの銀行になっている事も知りました。売電による利益によって年間5%の利息が投資した住民に還元されるのです。「大きな銀行は預けるだけで戦争にお金を使われるからね」とディーター氏。
またエネルギー政策担当のドロテー・メンツナー連邦議員(映画「Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス」監督)と、の案内でゴアレーベン、モースレーベン、アッセⅡ、コンラードというドイツでの核処分場4つ全てをまわることができました。
ゴアレーベン最終処分場の前で地元住民で元半各代表団体のキャースティンさんにインタビューもさせていただきました。
ドイツでは60年代から核処分場建設に対しての反対運動があり各地域の運動が今は連動して、お互いの情報をシェアし合ったり、4カ所を繋ぐトラクターのデモを行ったりしています。処分場に選ばれた場所は、岩塩の採掘場。粘土質に囲まれているため安全だろうと思われていましたが、建設より20年ほどたつと水が染みてくる事がわかりました。一旦低レベル放射性物質を運んでしまったアッセⅡは一日16000リットルもの水が浸水する為に、経営者も運営をあきらめ2008年にドイツ国が引き取り管理しています。しかし700メートル地下に埋めてしまった放射性廃棄物をどうやって取り出すのか、いつまでかかるのかめども立っていないと言います。
また倫理委員会のメンバーで環境の専門家である、ミランダ・シュラーズさんにもインタビューを行う事が出来ました。
「ミランダさんは、日本は再生可能エネルギーの資源が豊かな国。日本が本気になればドイツが20年でできたことが4年で出来るはず」といってくれました。ドイツでは福島の事故を受け、昨年は全エネルギーの16%だった再生可能エネルギーのパーセンテージが、二十四%に増えました。また逆に原発は昨年二十四%だったのが15%に下がったと言います。既に原発を逆転しているのです。「ドイツの場合、連邦政府に任せておけないと各地で自分たちの集落のエネルギーから100%以上完全に再生可能エネルギーで、まかなう地域がどんどんと出てきました。政府はそのような市民の動きに後押しされている形です」とミランダさん。
福島の事故から2年弱。原発を作り推進すると公言する自民党が圧勝してしまった日本と、いろんな問題を抱えながらも着々と原発廃炉、核処理、再生エネルギーに取り組むドイツ。
選挙結果に落ち込むと同時に、日本も地方から懲りずに声をあげていかなければと思いました。ドイツと日本は同じ工業国で、国のサイズも似ています。また核兵器を保有せず原発を所有している国は日本とドイツだけ、いろいろな意味で参考になります。日本よりも20年早く廃炉や自然エネルギーに取り組むドイツから私たちが学ぶ事は多いと思います。
取材の報告は「しんぶん赤旗」「紙の爆弾2月号」「週刊金曜日」「Actio」「コープ自然派タブレ」「自然と人間」などで記事執筆という形で発表予定です。
他にも掲載可能なメディアなどがありましたら、ご連絡ください。
また、東京のたんぽぽ舎、船橋の脱原発船橋さんの会などでドイツの報告会を企画していただきました。ドイツの報告会を企画してくださる方がいましたら是非声をかけてください。
ドイツの雑誌にこれから日本の問題を寄稿することになりました。ドイツと日本の脱原発の架け橋として、お互い情報共有、勇気とラブの交換を行っていきたいです!すばらしい仲間に出会えた事に感謝いたします。

カンパしてくださった方、個人情報保護のためイニシャルで失礼します。
本当に皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
経費(単位/円)
交通費
増山ドイツ航空券往復 80000
空港まで往復 5000
志葉航空券往復 120000
空港まで往復 5000
ジャーマンレールパス 30000
タクシー代 7000
現地でのガソリン謝礼 20000
博物館などのチケット代 3000
雑費 7000
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撮影機材購入
カメラ 60000
ビデオカメラ 75000
三脚 5000
ビデオカメラバッテリー 19000
メモリーカードなど 15000
カメラバック 3000
通信費 50000
食費 30000
翻訳・通訳代 130000
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664000
収入
カンパ 540000円
収支 664000円
—124000円
カンパしてくださった皆さん。
OHさん KYさん TTさん KTさん FJさんTMさん SSさん SSさん IMさん TMさん GYさん TTさん FTさん KSさん SAさん HYさん SHさん MGさん MKさん、ATさん
TYさん NTさん UYさん YSさん
お礼の品は年末〜年始にかけてお送りしようと思っております。
ご住所をもし出来ましたらinfo@renaart.comまで改めて教えていただけたらありがたいです。















