地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

北海道レポート

北海道では脱原発展覧会に作品を出し、北海道の食材を使ったパーティーを開催してもらって、そこで講演会を行った。 企画してくれたのは有機農家の安斎由希子さんだ。いつもありがとう。
私がいつも購入させてもらっている無農薬有機の小麦粉を作っている田中哲夫さん、北海道へのご縁を作ってくれた佐々木伸さんも来てくれた。

北海道は2年前の初期プルームをよけ、ガレキの受け入れを阻止できているので、今後の日本の食料庫としてとても大事な場所だと思う。
エネルギー自給率を100%、食料自給率も100%超えている。希望の大地だ。
北海道で関西から来たというと、「微妙だねえ」といわれる。大阪市がガレキを焼却し始めた関西は、北海道から見ると、汚染されつつある地というように見えるみたいだ。
ただそんな北海道だけど海の汚染からは逃れられない。既に北海道産の魚から微量だが確実、安定的にセシウムが検出されている。じわじわと汚染は広がるばかり、そして人びとの関心は薄れるばかり。
北海道に住む友人から「周りの人たちが次々と亡くなるんだ」というような話も聞く。
食べ物に気を使っていない人たちのダメージは目に見えない形で、でも確実に進んでいるのではないだろうか。

小出さんは「大人は汚染されたものを食べても大丈夫」
と語っていたけれど結局それが政治的に利用されちゃったなと思う。
ガレキの問題にしても小出さんは結局維新に利用されてしまった。
長年脱原発運動を続けてきた小出さんの事尊敬はしているけれど結果的に見るととても罪深い行為だったと思う。
同じように、原発事故後、脱原発運動の中でも再稼働反対というイシューに固執し、目の前の汚染から人びとを守り内部被曝を防ぐ事に力を注いでこなかった人たちも少し反省してほしい。
結局それで子どもたちに対しても防げた被爆を防げなかったんだから。

メディアや偉い人の声を信じすぎず、自分のアンテナで自分で確実に子どもを守らなければならない。SFの中に居るような気がする。

今安斎さんや佐々木さんはJAをも巻き込んでモンサント社の恐ろしさを伝える映画「世界が食べられなくなる日」の上映運動をやっている。 
農家が食を守ろうと必死になって闘っている姿に感銘を受ける。

写真真ん中が安斎由希子さん。右はミュージシャンの妖怪もののけさん
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北海道で核の廃棄物の問題、ドイツでの廃炉の問題、福島での終息作業員のことについての講演会を終えると、今後起こる事態の怖さと、今日本が置かれてる状況の緊迫感と日常の緩さのギャップに目眩がする。
最近、言葉で胸が詰まってしまうような感覚を覚える。安易な希望を口に出す頃が出来ない。
かといって根拠の無い不安をばらまいていいのか、また友人を失ってしまうかもなと口に出かかる言葉を飲み込む。

だから自分はどう動く事が一番いいのか、何を伝えればいいんだろうか。模索を続けている。
ホテルでテレビをつける。
芸能人が真っ茶色な顔をしてくちゃくちゃものを食べてガハハハと笑っている。スタジオの照明やセットの明るさとお笑い芸人の顔色の悪さが印象的だ。オセロの黒い方の人が洗脳されているといわれているけれど、こんな狂った世界の中心のメディアの画面の中でガハハハと笑いつづけられいている白い人は何にも洗脳されてないのだろうか?
一つの国が内側から崩壊していくのを見れる機会はそうない。
時代の変換期に、誰がどのように動くのかしかとこの眼で見届けたい。

海外への活路を見出す活動を行っていきたい。語学とお金。幸いな事に出会いの中でいくつかの問題がクリアされつつある。私は絶望に慣れ、子どものパワーが薄れていく事に慣れられるほど鈍感にはなれない。

そんなわけで スペイン語と英語の語学学習を行っている。

原発事故の終息へ努力、働きかけをしながら、
できたら安全地で安全な食べ物を日本に輸入するビジネスと、
もう原発はこりごりだというメッセージ 地球の自然への敬意をアートで表現したい。

とにもかくにも、子どもたちのキラキラした笑顔を守っていきたい。
そして闘いながら繋がった魂の仲間たちが命綱ダという確信はあるんだ。

母ちゃんはあきらめないよ。

田中さんのアスパラ
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札幌にははかーる札幌さんという市民測定所がある。持ち込み食材などの測定が出来る。8名の測定員を育成しながら、1年間200検体を測ってきた。北海新聞大賞を受賞して30万円もゲット。したたかに地元のメディアをも巻き込んで 比較的安全な地で、きっちりと測る民間発のシステムを町に根付かせつつあるしなやかな動きだ。応援したい。
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http://yaplog.jp/sapporosokutei/

将来的には町内に一つぐらいこのような測定所があり、行政からの寄付などのおかげで民間人は無料で測定出来て、
みんなが内部被曝について知識を持ち、今日の夕飯の食材を気になるから測ろうみたいな気軽な感じで測定が出来る環境が日本中に出来たら良いな、と願う。

ま、そもそも 汚染がなくなるのが一番いいんだけど。
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by renaart | 2013-05-08 17:36

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