地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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もう小泉劇場に騙されないために

 もう小泉劇場に騙されないために
「即原発ゼロ」と発言した小泉純一郎をどうみるか。

「即原発ゼロ」との小泉純一郎元総理が注目されています。

10万年地下で管理しなければならないフィンランドの核の廃棄場を訪れ日本で原発は無理だと痛感したそうで

「①核のゴミの処理先が決まらないままゴミを増やす再稼働はダメ。核燃料サイクルも含め今すぐ停止すると安倍首相が明言するべき。②ドイツのような地産地消の小規模なバイオマス、風力、太陽光、蓄電技術への日本の技術力で本気に取り組み、代替エネルギーをつくれば脱原発はいますぐ可能。③廃炉産業や、自然エネルギー産業は成長産業になる。④アメリカも脱原発に向かっており、アメリカとの同盟を考えても脱原発がよい選択。」という主張です。
 ①②③については私も同意見。特に核の廃棄物の問題を影響力のある小泉氏が明言した事は大いなる一歩です。ドイツも脱原発へ推進派の与党が舵を切ったのは核の処理の大変さを直視したからですし。
 しかし④の“アメリカとの同盟のためにも脱原発”という発言には裏がある気が・・。日本が世界中で危険すぎて匙を投げた核燃料サイクルから未だに縁を切れない原因の根底は日米原子力協定によって“アメリカに許可無く核燃料サイクルをやめてはならない”と定められているからです。小泉氏には「郵政民営化」によって国民の郵便貯金で米国債を買い、イラク戦争の軍費の半分を日本の税金でまかない、その結果格差を拡大させ、餓死者をだすほどの貧困・格差を作った前科があります。多国籍企業に日本の産業が飲み込まれようとするTPPなどの流れを最初に作ったのです。今、ゆうちょ銀行でアメリカ資本のがん保険「アフラック」キャンペーンが行われているのも、郵政民営化の影響です。原発事故後の健康被害で外資系の資本が一儲け、というシナリオでしょうか。
 そもそも小泉氏は今回の福島第一原発の被害を引き起こしたA級戦犯の1人でもあります。2003年イラク戦争が始まった年に、当時の勝俣東電社長と手を組んで、福島第一原発の非常用の冷却装置を外したのです。もしその冷却装置があれば、地震や津波がおきたとしても原発はメルトダウンに至らなかった可能性が高いのです。
 誰かをヒーローに仕立てて安心するのではなく、ニュースを長期的に見ながら疑う視点を持って一人一人が考え、行動に移していきたい。お隣の韓国では、安全審査の書類偽装した原発メーカー幹部や政治家が100人一斉捜索を受けています。次は日本です。原発事故を引き起こした責任者をきちんと追求していくことからしか、安全な未来は作れません。
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by renaart | 2013-11-19 07:15

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