沖縄・辺野古/海保や警察の過剰な暴力
昨日は50名、今日は100名以上の沖縄県選出の国会議員、県内の町会議員、市会議員、県会議員が辺野古のキャンプシュワブのゲート前に集まった。辺野古新基地に反対しているのは一部の県民ではない。
圧倒的多数の民意で、沖縄にもう基地はいらないと訴えている。
県内メディアの他、オランダの新聞社の取材、本土からも赤旗や平和新聞、ジャーナリストの森住卓さん、影山あさ子さんも来ていた。焼きつけるような日差しの中、市民による座り込みは201日目を迎えた。
「沖縄で起きている事を、世界に伝えてほしい!」と運動の代表の山城博治氏がメガホンで訴える。
議員団が帰った直後、辺野古キャンプシュワブの前の国道に数百人の沖縄県警察の警察官が現れ、道路を封鎖。キャンプシュワブの前に集まった200名以上の市民が抗議に集まろうとしても、道路に入れてくれない。入り、車の搬入を止めようとした市民が羽交い締めにされ、ある者は殴られ、ある者は腕を抱えられるなどの暴力行為を受けている。
運動の代表の山城さんは、道路際に20名の警察に囲まれ、拉致され、行動を阻止されている。
警察に指をへし折られたヤスさん、病院に行った所、右手の薬指の骨が折れていた事がわかった。ヤスさんは老人介護の仕事をしている。利き手薬指の骨折は本業にも支障が出る。
名護市議会議員の翁長久美子さんは、1月15日にゲート前で機動隊に腕を組まれ、手で殴られ肋骨を折った。
「明らかに意図的な暴力行為です。度を超しています。本来であれば警察官は、私たち市民を守るためにいるはずなのに、なぜ私たち市民がこのようなひどい目にあわなければならないんですか」
翁長久美子さんは、辺野古に12日間泊まり込んでで抗議活動を続ける。「寝袋議員ですよ(笑)」(翁長)
そこまでして基地を阻止したいのは、故郷・名護を宝を守りたいからだ。
「名護は海も自然も空気もとてもきれいな所。国土の0.6%の国土しかない沖縄に、日本国内の70%以上の米軍基地が置かれている。それが既に異常な事。その中で普天間を移転しなきゃいけないから辺野古 なんておかしい。普天間で受け入れて危ない事は沖縄の何処に持って行っても危ない。
安倍首相に訴えたい。安倍さんの地元の山口に基地をつくってくださいよ。それが無理なら山口の人たち、本土の人たちは沖縄に来て、どんなひどい事が行われているかこの目で見てください」(翁長久美子名護市議会議員)
私も昨日トラックの資材搬入を強行する業者とそれを守る数百人の警察が市民を羽交い締めにする姿を見て 心が引き剝がされそうな気持ちになりました。
ここ米軍それに追従する日本が新たな戦争を始めようとする勢力と、
平和を望む市民が対峙する、地球上の最前線だ。
辺野古を止めれば、暴力が支配し、環境を壊した武器戦争経済を断絶させられるかもしれない。
みんな辺野古を応援しに来て そしてついでに沖縄に観光にきてお金を落とそう!
安倍が振興予算を減らすなら、私たちが沖縄を盛り上げよう!