子どもの貧困 ワンダフルキッズを訪問
板橋区で行われている、何らかの理由で学習機会に恵まれない小、中学生のための無料学習支援室、ワンダフルキッズに社民党 山としひろ青年担当常任幹事 とともに参加させていただきました。
5年前から代表の六郷伸司さんがたちあげ、毎週日曜午後2時から、午後4時までいたばし総合ボランティアセンターで行われています。継続的な活動に頭が下がります。
不登校の中学生、定時制高校生に通う高校生などが宿題をしたり、大学生も集いおしゃべりをしたり。テーブルのうえには、練馬区のパン屋さんから贈られたという無添加の美味しいパンが並べられています。
3才の時にご両親が離婚されてから、母子家庭で育ち、現在3年間入院中のお母さんを見舞いながら、家事全般を独りでおこなう男子高校生も。生活保護で暮らしながら、定時制の高校に通っています。帰り道、彼の自転車のかごいっぱいに仲間たちがパンをプレゼント
。毎週日曜日ここにくれば、いつもの仲間がいるということが、彼にとってかけがえのないつながりなんだ、と感じました。
不登校になったことから、就職の機会に恵まれなかった21才の男性もいます。ワンダフルキッズに通うようになってみんなと顔をあわせるうちに、働きたい、という思いが芽生えてきたそうです。
でも、中卒で働ける職場があまりありません。
彼にはまだパソコンなどのスキルがありません。
一度社会や教育のルートから外れてしまった人が、何度でもチャレンジするための、職業訓練の場や 不登校だった若者たちを雇う際に訓練期間中に雇い企業に補助金がでるような制度があればいいのにな、と思いました。
金融市場の顔色ばかり伺う政治ではなく、国民の側を向く政治に変えていきましょう。
学費を安く、生活保護受給家庭の子達も、皆大学で学べるようにしよう。
就労支援を拡大して、根がしっかりした社会を作ろう!