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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

寺山修司として考える60年代

行って参りました。早稲田大学のWASEDA GALLERYでやっている寺山修司展
そこで世界に誇る寺山コレクションを持つポスターハリスカンパニーのボス、笹目浩之さんへの取材成功!

寺山修司として考える60年代_c0046559_16255399.jpg


寺山が駆け抜けた60年代、安保闘争、アングラ芝居、そんな時代を今の若者はどう受け取るのだろーか、と思って話を聞いてたんだけど、

実は今小中学生の国語の教科書の短歌の欄に寺山修司の短歌が載っているらしい。

つまり若者にとって
寺山修司とは≠60年代アングラ、時代の反逆児
寺山修司とは=昭和の詩人 
なんですね〜。

本物はどういうカタチにせよ残るという事なんでしょうか。

劇団「天井桟敷」の団員達は、J.A シーザーさんなどが、万有引力などさまざまなカタチで演劇活動を続けているけれど、寺山的60年代の亡霊を追いかけすぎるあまり、閉鎖的な枠から抜けきれてない気がします。それに比べ、生前の寺山に会っていないというポスターハリスカンパニーの笹目さんは、ある客観的な目を持って、寺山修司をプロデュースをしているな、という印象を受けました。

ちなみに写真のお面は500円で販売してました。こうやって寺山をパロッちゃえるのも、神格化してないから出来る事なのかも。
笹目氏とワタシ↓
寺山修司として考える60年代_c0046559_16264293.jpg


でも寺山の10代の頃の短歌って、本当にいいよね〜。

12月はパルコのロゴスギャラリーで、
「寺山修司+森山大道 あゝ、荒野展」が開催されます。
by renaart | 2005-11-15 16:41

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