滑り込み@北京
「マッサージして」とダーリンにねだったらそのままHになだれ込み。愛の極意は信用関係を築いた特定の相手に体を全てゆだねる事から始まるのかもしれない、いやこれはもうすぐ三十路を迎える女体の感度熟成からくる快楽なのか、などと妄想をしながら熟睡・・・。
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起きたら、7時8分。ジャスト!お〜い、チケット引き換えが確か成田で8時だよなあ・・。もう京成スカイライナーでも成田エクスプレスでも、間に合わへんやんけ!ファック!
朝一でとりあえず必要なものをリュックに詰め込み、タクシーで成田まで高速代入れて、2万2千円。ショーック!
と、でもなんとか北京に着きまして、空港で出会った足立区の酪農関係の肥料を輸入する会社のシャチョーさんにホテルまで送ってもらい、798ギャラリー村のBTAPへ。オープニングは6時までだったので、危うく間に合わなかったのだけれど、chen feiとLuo Hui (二人は夫婦だそうだ)のこってりとして繊細な油彩作品は見れて、一安心。その後打ち上げ会場にて超豪華中華をごちそうになる。さらに1時間ものうっとり足ツボマッサージを東京画廊は田畑社長にプレゼントしてもらい、熱く芸術論をかわしながらイケメンマッサージ師に足のツボを刺激してもらう。
ぜ、贅沢だ。
かつてないほどセレブな増山、でも着替えを忘れた。これからパンツとナプキン(生理光臨)を探しに深夜の北京をねりあるいてこようかな、とか。相変わらず、壮絶にダサイ。
明日は世界が注目する超有名アーティスト黄鋭と再会の巻き。実は99年の黄鋭プロデュース天安門事件10周年のパフォーマンス「君の死」に、ちゃかり私は出演させていただいた事があるのです。彼は私が最初に出会った、本当のアーティスト。自分の立ち位置を確認する事、闘い続ける事、タフである事。アートの神髄は黄鋭の生き様から教わった。