人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

renaart.exblog.jp

画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

読書とチアリーディング

次に出版する本を執筆中。編集者のYさんが
「参考に、これを読んで。」
と渡してくれた本がどさっとアトリエに積んである。
フェミニズム、家父長制、天皇制など重いテーマ。

女の人権とはなんぞや。

明治の女は選挙権が無かった。もちろん被選挙権なんてあるわけがなかった。
女は家庭労働で姑、夫、子供、舅に仕えるのみ。
そしてせっせこと、国家の戦争の兵士として従順に殺される
子供を生産する。
政治、経済などの社会の中心軸からは外されてきたのだ。
もしくは世間から見下されて風俗で働くか。
それ以外の選択肢を与えられなかった。

反政府的活動をしたりすると明治43年大逆事件に関わった菅野スガさんのように逮捕され、見せしめの投獄、拷問。
ひゃあ・・・この当時は桃色ゲリラなんてできなかったねー。

敗戦後作られた今の憲法によって、女性達に参政権が与えられた。先の参議院選では史上で、14名の女性議員が当選したが、
それでも73名のなかで14名。20パーセントにも満たない。
そう考えると丸川候補が受かった事も、まあ、すごいっちゃすごい。もちろん女なら誰でも言い訳ではないのだが。女性候補は「良妻賢母」「子供を3人育てました」=子育て支援します。みたいに”母”を売りにしている人が多い中、彼女は独身。売りが”母子家庭に育ちました”。
まあそれもどうかとも思うんだけど。
母子家庭だというのは、丸川さんが与えられた環境にすぎない。
それが本人の資質をジャッジするポイントになるんだろうか。

憲法改正で女性の参政権を奪われたりしたら・・とか考えると恐怖だ。

若桑みどりさんのジェンダー論の切り口と知識の厚み、歴史学がおもしろい。

本日、母校の高校のチアリーダーの後輩達のパフォーマンスを見に行く。私が部長をやっていた12年前(!)には10名程度だった部員が50名近くに増えていた。弾ける笑顔、笑顔!超可愛い☆
今撮影中の増山麗奈ドキュメンタリー映画「桃色のジャンヌダルク(仮名)」で、高校時代の再現ドラマシーンを撮影するのだが、その撮影協力のお願いに行ってきたのだ。
「もちろんいいですよ〜〜〜キャー映画だってぇ〜〜!」
と好感触な後輩達。学校でも撮影許可がおりるといいなあ。

撮影は冬以降になる予定だ。
by renaart | 2007-08-05 00:16

画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!


by renaart