愛をもってマーケティング！

さてさて皆様。麗奈タン今日も紀伊国屋新宿本店でサインをさせていただいてきましたのです。先週のバッキーの売り上げは脅威の成績だったらしく、在庫切れ気味。（今追加注文していただいているとこのこと）
ですが残り１０冊、きちんとサンダーと心を込めてサインをして参りましたぁ。
今回は前回のサインに比べちょっとレベルアップ。黄金＆シルバーの母乳も描いて参りました。
サンダーのサインなんて一冊ずつ特製　「雷オプション」（何？）がついてるんだぞ！
早い者勝ちだぞー。なにやら新宿２丁目のゲイの皆様の間でバッキーが話題だとか。

紀伊国屋の福永さん(イケメン=正直タイプです。)と
「今週も売るぞ！！！！」
と気合いを入れて、写真撮影。


一日何百冊も世の中に新冊が生まれてくる中、こうやって愛を持って一冊一冊大事に売っていただける事にものすごく感謝。バッキーが売れるたびに、「どんな人が買ってくれたのかな？」って店員さんの間でこっそりとレジでお客さんの顔をチラ見してくれているとか。
バッキーを購入してくださる方々は、スーツを着ていない、ラフな感じの若者が多いらしー。

バッキーは自分が描いた本なんだが、自分の手を離れて、皆さんに愛されていく。これこそ作家の醍醐味なんだろか。アンパンマンを生んだやなせたかしの気持ちに近いんだろか。
「愛と勇気だけ〜が友達さ♪」
なんだか負け犬なバッキーが快進撃を続けてくれるって、虐げられてきた同世代の精一杯の抵抗のようで、うれしいんだあ。バッキーは私達の世代のヒーローなんだ。
マーケティング戦略とかいうと、すごく数字と策略ばっかり動く大人の世界のように思いますが、ちゃんと作った物を、愛を込めてちゃんと売っていただく、大事に読んでいただく。

そうやって世の中動いているんだよ！！！！とそれが基本だよ！！
バッキーはあんなにダメダメ〜な奴なのに、大事な事を教えてくれる。

スーツを着たダンディな皆様も、大根抱えたお母さんも、バッキーのこと愛してあげてね！


バッキー快進撃はまだまだ続きますヨ。ラブ★☆


下↓「売れろ〜〜」と桃色魔術で本に催眠術をかけている図。


幼なじみのバッキーを発売始めてから、幼なじみから連絡多し。
みんな学校を卒業してから１０数年、それぞれの人生をしんどいけどがんばって踏みしめながら生きているんだな、と思う。
はい、３０すぎました。人生に意味を求めたい。でもいっぱいいっぱいだし、いろいろうまくいかない時だってあるんだポン。
３０〜３４歳が引きこもり一番多いらしい。みんなマトモな心や身体をぼろぼろに傷つけられて、社会にもまれていく。そういう人たちの傷ついた心に、バッキーは必要なんだと思う。
大丈夫だって。
バッキーは、どこに行くところも無いのに、今日だって歩き続けているんだもん！