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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

ラブラブで失礼 たまには、魂の休日

日曜日ぐらい、お休みしても、ばちがあたらないさーとおもって、水族館にいってきました。本当は植物園などにいって、自然と触れあいたかったのですが、雨だったので、品川のエプソンの水族館へGO。入場料が1800円とちと高いのだが、
イルカのショーのクジラ達と芸人さん達の芸のクオリティが高かったし、魚たちの色が奇麗だったので、許す。
松本哉さんの「貧乏人の逆襲」を読んでいたので、金持ち的道楽を行ってしまう事にちょっと罪悪感があったのですが、やっぱり子供たちには,いいものを見せて,おいしいものを食べさせて、ちゃんとした教育もうけさせたいなあとも思うのである。
もちろんそれがもっと安く、全ての人々が享受できるようになればいいのにね。美術館、博物館を安く!そして教育費をただにしろー。

私は、自分が無料で芸を見せるのがいやなので、人の芸にも金を払う。
お金を芸を見せるというプロの芸人の技にはリスペクトしている。

お客様を喜ばすでー
というエネルギー、芸術もわすれちゃいけないなと思いました。27日の紀伊國屋に向け、衣装の細部をなーおそ。とね。

ところで私は年収200万以下の貧困層といわれる部類なのだが、文化にお金をけっこうかけている。時々気になるアート作品を購入するし、画集とか本とか、けっこう買う。今月はもう15000円ぐらい本代やアート代にかけている。
にゃんのバレエのレッスン代も一ヶ月5500円かかる。
(その分ケチれるところはケチる)
さらにいろいろ取材や映画の経費をつかわせていただき、興味があるところに行く。(感謝!)
なんというか。貧乏だからといって、文化が貧弱になるのがいや。
今日本では豊かさをGNPとか年収で計っているけど、豊さが車や家の所有、金額でしかはかれない時点でものすごく貧困だと思う。富裕層と言われている人たちの感覚も非常に貧しい気がする。
時間に追われて、友人との食事も楽しめず、いつもイライラきりきり人を恨んだりして。人の目ばかり力にして、豊かそうに見えるためのグッツ、ブランドものなどに身を固めて。
目の見えないところで、この国の潤いや文化がカサカサになっていくことが、私はすごく悲しい。
願わくば、日々仕事に追われ、余裕の無くなってしまった皆の心に一滴の潤いを与えるアート作品を生み出し、それを皆さんに届けられますよう。
そんな気持ちで絵を描いています。
本当の豊かさとはなにか。

私はいつか億稼ぐアーティストになるので、いまいい文化に触れる事は、そのための必要経費なのだ。そこをケチると多分私はのびないとおもう。
子供たちにもたくさんいいものを見せてあげたい。
お金や時間がないから、何かをあきらめる事が大嫌いだ。
無い分は知恵と愛嬌でカバーします。

ちなみにお姉ちゃんは、吉野パパと久しぶりに遊んでいたので、一緒じゃなかったのです。今度にゃんも連れて行ってあげるから、ぐれないでね。

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by RENAART | 2008-06-23 16:19

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