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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

renaart.exblog.jp

画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

写真は加藤散人がとってくれた、先日某所で行われた桃色ゲリラ創立時メンバー、ふみえの結婚式での一こま。にゃんと私しあわせショット。ああ、同じ、顔だ。
悪魔の幸せ〜異端ぶってる余裕は無い!_c0046559_14192389.jpg
朝起きるともう昼の12時。でも日曜日だから保育園が無いからいいの。しかも今日放送された新日曜美術館の放映時間に合わせ、new 増山麗奈サイトをアップするべく、analogicの寺田さんと朝の8時頃までメールと電話のやり取りで資料をおくりあっていたのだし。寺田君、アシスタントの方々もほんとうにありがとね。みなさん力作増山新WEBサイト、是非見にいらして!
http://www.renaart.com/
リンクフリーなので是非みなさんリンクはってちょ。
何故だか加藤散人がアトリエにオリジン弁当の朝飯を支給しにきてくれる。ああ、ありがたや。ニューウェブには加藤散人が書き下ろしてくれた「桃色ゲリラ」論もアップしたよ。
http://www.renaart.com/works/pink/

じゅりっちと昨日の夜、コメントの欄で話していた内容がとても興味ある部分だったので、ここで書きたい!

ずーっと考えていた事なんだ。私は「変わっている。」とか「ドラッグやってるでしょ。」とか
「絵描きはアウトローだから・・」とか言われ続けてきた。
でも言うよ。私は一度たりとも、「不幸になろう」「絶望系になろう」として生きてきたわけじゃ無い。それは拒食症だったときも、クスリをやっていたことのある在日韓国人の彼に殴られた時もそのショックで父ちゃんが半身不随になった時も、自殺未遂した時も、フランス人とユダヤ人にレイプされた時も、公園でも部屋でもどこでもSEXしまくった時も、ちんどん屋と結婚しようと決めた時も、別れた時も、子供を産んだ時も、イラクに行った時も、そうだ。いつだって本気で人を愛してきたつもりだ。ジミヘンだって、尾崎豊だって、ゴッホだって、「破滅型」と言われるアーティストたちって居るけれど、私は彼らが破滅しようと決めて破滅した訳じゃないと思うよ。周りでも居るよ。自殺したり、リストカットを繰り返したり、アル中になったり。それは、悲しい。友達がそんな風に壊れていくのを見るのは、悲しい。

そりゃあ、若かりし日々、そういうアウトローな芸術街道に憧れていた事もあるよ。でもね、そんなふうに芸術を特権化して「普通の幸せ」という事を軽蔑してはいけないのですよ。人類皆みんな母ちゃんのアソコから産まれてきたわけですよ。あーた、それは産むってことはたいへんなことよ。中出しされてから10月10日、お腹はどんどんふくれあがり、産んだ後も歯は悪くなるわ、お腹の妊娠線もなおらないわで。乳だってすわれてしぼむよ。未熟児で産まれる人だっている。お産で死ぬお母さんも居る。みんなお母さんの命を削って産まれてきたんだよ。ありがたい事なのよそれは。だからそんなふうに異端に憧れて絶望をわざわざするなんて、そんな失礼な話はないのよ。わざわざ絶望しなくたって、世界には溢れるほど多くの絶望で満ちているのだから。せめて、私は今、隣に居る人に、壊れてほしくないんだ。そしてその想いが伝染菌のように周りに伝わっていくといいと思うんだ。出来たら世界に溢れているそんなひび割れた壊れた心に染み通る表現をしていきたいです。多分それは簡単な事ではないのですが。その為には私は人を愛する事を馬鹿みたいに信じていきたいのです。

異端ぶる余裕なんてないですよ。必死です。ご飯食べれるとうれしいです。おいしいとなおうれしい。好きな人と食べるとなおおいしい。にゃんにはそんな暖かい時間をたくさんしってほしい。それが今後彼女の心を襲うかもしれない、「現代の絶望」という魔物を追い払う心の力になるかもしれないから。必死ですよ。そろそろ脱力系の表現も出来るようになりたいなーと思いながら、なかなかね、常に肩に力はいっちゃうよね。締め切りを守る事、にゃんの保育園にコップ持っていく事、掃除する事、おしゃれ着はエマールで洗濯する事、出来るだけいい作品を作る事、約束の請求書を送る事。そんな事で必死で、絶望に憧れる余裕なんて無いのです。うまく書けなかったかもしれない。また、書きます。
# by renaart | 2005-02-06 15:29

アポロの譜面台


幸せな絵を描いてくれ、と。作詞家&歌い手アポロの 譜面台のペイントを頼んでもらった。
「増山麗奈は今が底値。買い時だ。」と思ったらしい。失礼な!
アポロとは3月に北海道桃色ゲリラ旅芸人ツアーを一緒に行く。
今日はその打ち合わせもあったのだが、どうなる事やら。
アポロの譜面台_c0046559_20592235.jpg


















その下絵↓
アポロの譜面台_c0046559_210224.jpg

# by renaart | 2005-02-05 21:02

松尾スズキ様

最近私の心から離れない男が居る。
その名も松尾スズキ様。もはや誰もが知る小劇場からやってきた大人計画のボスだ。でも、松尾さん奥さんいるんだよな〜。もう(もう?)不倫はやめようって固く心に誓ったのだが・・・・。困ったなー、でも愛する心にバンドエイドは貼れず。

彼の著書「この日本人に学びたい!」(1999年10月ロッキング・オン刊を加筆修正の上2004年に慶昌堂印刷から出版)を読んだ。ノイジーな世界に向かい合うという事はその奥にある絶望と対峙するということなんだな。松尾さんは可愛いずみとか、テリー伊藤とか、酒鬼薔薇聖斗とか、飯島愛とかワードショー的なモチーフをちりばめて、単なる現象としてではなく、社会の根底にある問題を摑み撮ろうとしている。それは社会問題を語る人がいつのまにか宗教に行き着いたり、自然農法に悟ったりするような安易な解決法ではない。
一見アホに見える文体の中で松尾様は深ーく世の中を見据えていらっしゃるんだな。
そのまなざしは愛に満ちて。
表現者として、尊敬してます。
# by renaart | 2005-02-05 13:18
のイラストを書かせていただいてます。大人のセクシーさ出てる?


シャンソン歌手 古坂るみ子さん_c0046559_175865.jpg







もひとつ。

シャンソン歌手 古坂るみ子さん_c0046559_1203213.gif


どうも画像のサイズの感覚がまだ使いこなせませんわ。
# by renaart | 2005-02-05 01:10
カン様こと韓国の映画監督の李康先(イ・カン・ソン)氏がアトリエにやってきた。
カン様は去年ソウルでのパフォーマンスを手伝ってくれたりした大事な友人。
映画「夜を賭けて」
 http://www.artone.co.jp/yorukake/
のスタッフもやってたり、いままで日韓の文化交流に貢献してきたあったかい兄ちゃんなのだ。 私も美術で協力したいな、と思ってる。
カン様はこれから撮る映画の事で、いろいろと忙しそう。血と汗をにじませて書いたと言う、必殺の台本を手渡していただく。そのタイトルも「旅路」&「宝石と恋人」。日本と韓国で撮影をする日韓合同企画。

猫の家文化大革命第2弾!なんとLANケーブルを二股、三股に出来る機材(有線Bルーター¥3880をサクラヤにて。)を購入し、カン様のウィンドウズXP韓国版にLANをぐいっと挿入。なんかこの機械エロティック。韓国と日本のパソコンが繋がれる、二国に二股かけて、不純機器交遊♥このウィンドウズ、ハングルなんで、なかなかめんどくさいところもあるのだが、無事、インターネット接続完了!!!!歴史と国境を越えて今、夢の橋が結ばれようとしてます。あれなのね、ウィンドウズの構造って、言葉が違っても同じなのね。コントロールパネルとか、なんとかプロトコル、とか。同じシステムが各国に翻訳されている訳ね。そりゃあ、ビルゲイツ、こんなもの作ってりゃあ、お金持ちになるわさ。
「どうしぇ作るなら、こう言う映画を作らないとだめでしゅね。各国で翻訳されるような。」とカン様。日韓文化交流の一環として、カン様がアトリエへ!_c0046559_1524435.jpg

カン様は今、映画製作のために日本を走り回っている訳だが、出来上がった映画は堀江もんのとこのライブドアで無料配信される予定らしい。これからは映画や、TVの映像配信システムも大きく変わってくるんだろうな〜。結構インターネット系の会社はお金余っているから(球団を買えるぐらい)、芸術にももっと投資してくれるようになるといいな。ヨーロッパだってどこだって、教会とか、その当時お金を持っているところがアーティストを育ててきた訳だしさ。プロバイダーって、今世界を牛耳っているインターネット信仰の教会や寺院の様な役割な訳じゃない。日曜日教会で貧しきものがコンサートを無料で聴けるように、ありがたーい壁画やステンドグラスを見れたように、アートを見せて、作らせて!
ではみんなもカン様の映画の事、応援してね!
# by renaart | 2005-02-04 16:12

画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!


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