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地球を楽園にする芸術家・増山麗奈のブログ

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画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!

奨学金に苦しむ若者達

私は国政にチャレンジしますが、訴える政策の柱は、サラ金化してしまった奨学金制度の抜本的な改革です。有利子型ではなく給付型の奨学金制度へ改革を進めたいと思います。若者に希望を与える東京を目指します。以下、私が調査した同制度の現状リポートです。

      

毎月、数万円を卒業後二〇年間に払い続けなければなりません――

大学で学んだ後、若者やかつて若者だった中年たちを悩ませているのは、大学の学費のために借りた奨学金という名の「日本学生支援機構」からの借金の返済です。奨学金の返納ができず、自己破産に追い込まれる例が続出しています。

 自動引き落としの口座に4ヶ月残金がないと、引き落としがされなくなります。実は、その時点で、個人信用情報調査機関に登録されています。返済が滞ると、年利一〇%(借りた時期によって現在は五%)の延滞金が加算されます。延滞が一〇ヶ月を超えると、ある日いきなり一括請求で数百万円を払えと言う請求書が届きます。

 例えば月無利子五万円と有利子五万円の奨学金を4年間で四百六十五万円の貸与を受けた人が、返済の延滞を続け、気がつくと五百八十万円の一括請求が家にやってくるのです。

 その金額を一括で払えなければ、裁判所で支払い催促の申し立てが行なわれます。二〇一二年度、個人信用情報調査機関への延滞情報の登録は九八七一件、支払い催促の申し立てが九五七一件、強制執行が三二六件でした。三ヶ月以上の滞納をしている人は、三十三万人。日本の奨学金は、そのまま全額を給付するものではなく、借りた分を将来返すローンのようなものがほとんどで、七割は利子付きです。

 それでも、学費を家庭の経済力だけでまかなえない人たちは急増し、日本学生支援機構の奨学金を受けている大学生は、全学生の三八・五%。昼間部大学生だけなら、二人に一人以上が奨学金を受けながら、学校生活を送っている状況。


【就職浪人、学費を払うためアルバイトに明暮れる】


 「そんなはずじゃなかったのに・・」。高すぎる学費や、奨学金で人生のボタンを掛け違う若者が続出しています。

O君は十八歳。シングルマザーの母のいる実家を出て、一人暮らしをしながら、大学に通う。給付型の奨学金枠は応募したけれど、無理でした。奨学金は月三万円を借りています。でも全て学費に消えるため生活費が足りません。昼と夜、二つのアルバイトのシフトを工夫しながら、授業に出ています。でも、正直大学の授業中に、疲れて寝てしまう。アルバイトで勉強ができない本末転倒の状況です。

A子さんは二四歳。四年生の大学で奨学金を七万円ずつ借りました。卒業したが、就職活動がうまくいきません。卒業後半年から始まる奨学金返済の猶予の申し込みをするか悩んだけれど、「バイトで返そう」と猶予の申し込みはしませんでした。でも、アルバイトで返済金額を稼ぐのがやっと。肝心の就職活動をする時間が取れません。

「私、どうなっちゃうんだろう」。不安は募るばかりです。



C子さんは、二十六歳。奨学金を借りて4年生の大学に通い、卒業しました。大学在学中に、商売をしていた実家が倒産し経済状況が悪化しました。奨学金の返済と実家への仕送りをするため、高収入の仕事先を探しましたが、良条件の就職先が見つかりませんでした。現在、風俗店で働いています。他に選択肢が無いため、やむを得ずの判断でしたが、いつこの生活を止められるのか、わからない。

「何のために大学にいったんだろう」出口の無い迷い道に入り込んでしまったような気がしています。


【高すぎる大学学費と、充実していない支援】


現在、日本の国公立大学の学費は年間五十四万円。日本政府は、これを二〇三一年までに九十三万円まで値上げしようとしています。一方、世帯収入はこの一〇年間で約一万円下がりました。厳しい家計の中、利子があると分かっていても奨学金に頼らざるを得ない家庭が増えています。

 日本の学費や奨学金の状況は、世界と比較すると非常にアンフェアなもの。

 北欧5カ国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)やメキシコ、ポーランド、スロベキアでは、国公立大学の学費は無料です。OECD(経済協力開発機構)加盟三六カ国の中で、年間五千ドル以上の国公立大学の学費がかかる国は、日本と韓国とアメリカだけなのです。

以前は、五千ドル以上の国公立大学学費がかかっていたチリでは、二〇一二年、「学費を安くして」と訴える大学生一二万人がデモを実施しました。その結果、一六年度から、貧困層の子どもたちを中心に学生の3割の学費が無料に。徐々にその割合を増やし、二〇年度には全学生の学費が無料になる法案を可決。

 日本中の全ての大学生の学費を無料にするための予算は年間三八〇〇億円。昨年日本政府が米国防総省から買い取ったオスプレイ17機の価格は3600億円とほぼ同額です。


 他国の軍隊よりも、自国の未来を作る学生たちに思いやりをもつことが筋なのではないでしょうか。

(文責 増山麗奈)



# by renaart | 2016-01-30 19:46

エール動画について

youtubeチャンネル、FACEBOOKに、2015年12月15日に沖縄の辺野古運動に参加するXさんとの電話のやり取りを

ご本人に確認の上録画した映像を公開しましたが、12月18日に削除致しました。
動画の内容は私の参院選への挑戦にエールを込めた内容でした。

12月18日に、沖縄出身の国会議員より社民党東京都連に動画の削除依頼のご連絡があり、即日動画を削除致しました。

様々な党派の方が参加する辺野古基地運動に関わるお立場もあるとのこと、ご本人ともご意志を確認致しました。

一部Blogなどで言われているような「ねつ造動画」という 事実は一切ありません。

様々な弾圧の中、現地で辺野古の運動を続けてくださる沖縄の皆さんにいつも感謝しています。

民主主義の基本は、地方自治だと、沖縄の皆さんより教えていただきました。

8割以上の沖縄県民の皆さんが反対をしている中、その声を無視して、辺野古基地建設を押し進める、安倍政権はゆるせません。

辺野古新基地NO!、安倍政権打倒の声を、東京からもあげていきます。
# by renaart | 2016-01-15 16:59

増山れなは、今夏、東京から、社民党公認でチャレンジします。

憲法改悪、秘密保護法、戦争法、武器輸出、辺野古基地建設、原発の再稼働と輸出、などを推進する安倍政権の退陣を求めて全力で戦い抜く覚悟です。

この間いただいた いくつかのご質問に、お答えいたします。

【過去のツイートの表現で、「プルトニウム米」という表現を使った事について】


ツイッター上での発言の一部分が切り取られ、私が国民の皆さんに対して「プルトニウム米を食べろ」と発言したようなニュアンスでネットニュースが流されました。
この発言は、日本政府の役人が国民に対して『「プルトニウムを入った食品を食べろ」と考えているのでは?』と想像して書いたものです。

プルトニウムは、最も毒性の高い放射性物質として知られていますが、現在日本では、穀物、卵などの食品(10ベクレル/kg)や飲料水(1ベクレル/kg)のプルトニウム含有が合法とされています。
ネット特有の現象として、一部分だけの表現を前後の文脈と切り離してクローズアップし、それを批判し炎上させるという傾向があります。今後は誤解を与えることのないよう、細心の注意を払ってまいります。

参考●2011年3月17日の時点で、厚生労働省が全国の市町村にFAXした、「 放射能汚染された食品の取り扱いについて」という資料で飲料水1ベクレル、卵などの食品10ベクレル/kgまでのプルトニウム含有が合法と定められています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf



【現在のプルトニウム測定結果、今後の対策】

厚生労働省は、プルトニウム、ストロンチウムの食品や水道水に対しての測定を行っています。
プルトニウムは、全て検出限界値以下でNDで、一部の水道水や食品の中から、ストロンチウムが検出されています。

●水道水のプルトニウム、ストロンチウム測定
http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,923,c,html/923/20151111-094610.pdf


●食品のプルトニウム、ストロンチウム測定
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11134000-Shokuhinanzenbu-Kijunshinsaka/2015051501.pdf


 東京電力福島第一原発事故から4年9ヶ月が経過し、人々の被ばくへの意識は薄れ、報道も減っています。
自分の発言に責任を持ち、食品測定の現状、被ばく対策の現状(「子ども被災者支援法」の関連事業が、現在どのように行われているのか等)を調べ、今後ホームページ等で発表していきます。

  被ばく労働者の方々にたいしても今まで年間5ミリシーベルト以下の外部被曝で、白血病の労災申請が出た例があるにもかかわらず、事故後日本では特定避難勧奨地点の指定を解除する基準値を年間20ミリシーベ ルトと定め、子どもたちに年間20ミリシーベルトの被ばくを許容しています。

 事故後直後の緊急事態ならまだしも、今後ずっと続く日常の中でこれらの数値が本当に正しいのか、改めて 調査、議論すべきではないでしょうか。

 また、事故から4年9ヶ月も経った今も、日本の食品を一部輸入禁止にしている国があります。モニタリングの結果を公表し冷静に見ることが風評被害を防ぎ、安心・安全の日本ブランドを取り戻すことにつながると考えます。



【性の表現について】

私は、東京芸大在学中よりアートの発表を行っており、その中には、性をテーマにした作品もあります。 性の表現というのは、受け取る側によってご批判をいただく事があります。宗教・思想・信条など様々な状況によって人の性に対する受け取り方は様々です。性の多様性、表現の多様性を認める社会であってほしいと願っています。

日本国憲法には、表現の自由が認められております。 また、その表現について、ご批判、賛同など様々なご意見を発言していただく事も、 憲法で定められた言論の自由として憲法で認められています。 どちらも民主主義の根幹をなすとても貴重なものです。

性にまつわる表現を排除しようとする動きが、実は他の表現についての規制を強化する事にもつながる場合があります。

いま、この表現の自由と言論の自由が危機に直面していると感じています。 安倍政権は「秘密保護法」を制定しました。これは、政府が特定秘密として定めた事に関して、知る事も調べる事もゆるされない、何が秘密かもわからないというとんでもない法律です。 昨年、国連の報道の自由を調べる調査団の正式訪問を安倍政権は直前にキャンセルしました。 声があげづらくなっている現状を変えていきたいと考えています。


【バイブレータにまつわるパフォーマンスについて】

自衛隊が初めてイラクへ海外派遣をされた2003年12月から一年後、私はバイブレータを使ったパフォーマンスを行ないました。 これはブッシュ米大統領によるイラクへの侵略戦争と、その後のアブグレイブ刑務所での捕虜への虐待、戦時性暴力の危険性を、身体を通じて公立美術館の場で前衛芸術として表現したものです。

私の芸術作品も含めたこの展覧会の展示内容は、マスコミの美術番組でも取り上げられ、広く一般に評価されたものです。パフォーマンスの内容は、事前に美術館の担当者と協議をしたうえで行いました。直後に執筆した著書「桃色ゲリラ―PEACE&ART」では、会場に子どもがいた記述はありません。後日、回想と脚色を加えて執筆した絵本「幼なじみのバッキー」(第10回岡本太郎現代芸術賞入選作)の中で、子どもがいたという記述がありますが、これは自分の子ども(当時2才)を会場とは別の場所で預けていたという意味です。

実際には、会場にいた他の作家にも確認しましたが、パフォーマンス当日、会場に子どもはいませんでした。着衣をしてアート表現をしたものであり、これは大人たちへのアート表現でした。お子さんへの悪影響は全くありませんでした 今後、アート表現について誤解を招かないよう細心の注意を払ってまいります。
# by renaart | 2016-01-03 16:49
皆さまにお騒がせをしてしまい、大変申し訳ありません。ネット上で言われている映画資金の問題について説明させていただきます。

増山麗奈監督の映画『ママの約束』製作の資金で「あつめた支援金の流用があった」とM氏が主張している件、増山監督は製作費ご支援をいただいた方々からの映画『ママの約束』製作了承の確認書を得ており、M氏が主張するような不正はありません。それはM氏側にも確認いただいています。

主に二つの映画について言われているように思いますが、以下の通りです。

増山麗奈

●「ヒバクシャプロジェクト」について


 脱原発運動の記録映画である「Hibakusha」は、ドイツ人ジャーナリストと連邦議員(当時)が製作したものであり、その過程で2012年2月、日本に取材に来られた両氏より、私へのインタビュー依頼を受けました。その中では、彼らの最初のプランでは福井などの原発立地地域での取材予定がなかったため若狭湾での撮影を提案しました。

 映画が仕上がったとの報告があってから、ドイツ人ジャーナリストより日本字幕版を作ってほしいという依頼がありました。そして私・増山麗奈と夫が、映像コンテンツの所有権をもち、「Hibakusha」日本語字幕版を製作するというドイツ人ジャーナリスト・連邦議員両氏との契約のもと製作に取り掛かりました。

製作にあたって、Mさんに字幕を付ける作業や、アフレコ作業などの協力をお願いしました。その際、Mさんとの間では編集者謝礼について細かい取り決めをしていませんでした。そして製作のためにヒバクシャプロジェクトを立ち上げました。

 日本版の映画が完成したのは2014年6月でした。その後日本語字幕版の上映会を進めていく予定でしたが、私の至らない部分、次の映画製作などに意識が向かい、上映会は数回やって終わってしまいました。
この上映によって得たプロジェクトの収支は収入が約34万9605円で、支出が約35万5258円でした。関わってくださった方々の交通費などの経費は既にお支払いしています。Mさんへも交通費や実費をお支払いしています。

 ドイツの監督の映像の権利は私と夫が持っていますが、映像データーは全てM氏のハードディスクにあります。現在、M氏は「Hibakusha」日本語字幕版を上映する権利と引き換えに約560万円もの法外な費用を請求しており上映が出来ておりません。こういう経過で上映会やDVD販売活動は止まっており、ヒバクシャプロジェクトには上記以外の収入や支出はなく、私も含め関わった人達誰も日本語版による利益を得ていません。

映像のドイツの監督等が日本で撮影してくれた貴重な記録が、公開できない状況であり、ドイツの皆さんにも本当に申し訳なく思っています。

2014年7月、Mさんの弁護士さんという方からヒバクシャプロジェクトについての説明を求める連絡をいただき、M氏を交えて話し合いの席を設け、私は収入の明細、支出の領収書などすべて弁護士の方に提出しました。流用や不正などありません。


●映画「ママの約束」について



ヒバクシャプロジェクトの中で、ドイツの方々との交流を通して、脱原発、再生可能エネルギーが進むドイツの状況を見に行き、日本の人たちに伝えたいという思いがひろがりました。私自身が監督となり「脱原発のドイツに学ぶ映画を作りたい」という思いから、2012年7月から12月までの間、インターネットなどで寄付を呼びかけ、資金約752,955円を集めました。

この募金のヒバクシャプロジェクトの口座を使用しました。(スカイプでMさんにも確認しました。)この口座使用や、集まった資金の活用方法(増山麗奈監督でのドイツでの脱原発映画製作に充てる)に関しては、ヒバクシャプロジェクトの口座開設の際の立ち上げメンバー5名のうちM氏をのぞく全員より同意書をいただいています。
私にはプロジェクトを実行する際に周りの方々への満足な確認作業のないまま進む欠点があると反省しています。今後は丁寧に進めていきます。

応援してくださった方々の思いにお応えし、ドイツの核の廃炉現場の様子や、市民主導で電力の自給自足が続く様子などをまとめ、2014年4月に映画「ママの約束~原発ゼロでみつけた本当の豊かさ~」を完成させました。

 またMさんは寄付いただいた約75万円の資金の使用意図について不正があると主張していますが、募金してくださった方全員に確認をとり、「私が監督しドイツでの脱原発映画の取材費・機材費につかうことを了承する」との主旨の確認書をいただいており、使用意図に全く問題がないことは明らかです。また、領収証もすべてMさんの弁護士に提出しています。

 Mさんとはこの映画の製作にあたって一度相談しました。その相談料ということで前述の2014年12月、約10万円の請求がありました。
 Mさんから弁護士を通して私に届けられた請求総額は約560万円(「ヒバクシャプロジェクト」が約550万円、「ママの約束」が約10万円)です。契約書もない状況での一方的な請求にお答えすることはできません。

以上が映画資金の問題についての経過です。これまで述べた通り、Mさんの主張はあまりにも一方的なものであり、全く理解できません。私に何ら後ろ暗いところはありません。これからは誤解のなきよう丁寧な説明を心がけてまいりますので、何卒よろしくお願い致します。
# by renaart | 2015-12-31 12:07

佐々木禎子さんは、2歳のときに広島で原爆の被害にあい、その後12歳で白血病を発症しました。原爆を生き延びた多くの人々は放射能の影響で痣や脱毛、だるさ、血を吐く、神経障害などの体調不良に見舞われました。

/映画「サダコの鶴」51日間52人の方の応援がないとプロジェクト実行できません

https://readyfor.jp/projects/renaart1225/announcements
制作費の応援、拡散お願いします。

原爆を体験した少女と福島の少年の想いが1つに_c0046559_19223564.jpg


 サダコは小学校を1日も休まないほど、健康な子でしたが、12歳の秋、ABCCの診断によって亜急性リンパ性白血病だとわかりました。すべての被爆者は、アメリカの米軍の医療組織ABCC被爆者の身体を毎年写真に撮る、血液検査などの検診をうけていました。ABCCは治療はせず、様々な身体データーを集めます。被爆者は全裸で写真を撮られました。サダコにとって屈辱的な体験でした。

 佐々木家は経済的に苦しい中、サダコの治療費を捻出します。サダコは病室で1000羽以上の鶴を折り回復を願います。

 サダコは病室で初恋をしました。相手はおなじ病棟にいた一歳年下の男の子、しんじ君。「いつか、うちら一緒に治って、コンサートにいこう」二人は約束をしていました。しかし、しんじ君は退院し、サダコはそのまま病室で息を引き取りました。

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 最後まで自分の不安は隠し、家族、友達を思う、優しい女の子でした。サダコは絵本や映画としてアジア、アメリカ中東でも知られるようになりました。
サダコの物語には原爆で犠牲になった多くの子どもたちの思いが詰まっています。

 2015年、サダコはサダコの鶴が贈られた沖縄でしんじとそっくりな現代の男の子”しんじ”君と出会い、辺野古の美しい海の上で船に乗ったり、デモにでたり、普天間基地のオスプレイを見たり、念願だったコンサートに出かけます。

原爆を体験した少女と福島の少年の想いが1つに_c0046559_19221489.jpg
 現代のしんじは、原発事故が原因で福島から沖縄に避難してきた少年でした。甲状腺エコー検査結果がAからA2になったことが、避難のきっかけでした。
「どうして僕たちはガラスバッチを抱えて学校にいかなきゃいけないの?どうして大好きなふるさととはなれなきゃいけないの?」と心に不満を抱えていました。

 すでに、東京電力原発事故以降、100人を超える福島の子どもたちが甲状腺がんだと診察されています。これから、サダコのように病に苦しむ子どもたちが増える可能性があります。サダコの物語は私たち自身の物語です。

 辺野古にはもう基地がいらないと声を上げる人々がいました。「どうしていまも戦争が終わらないの?もうサダコちゃんみたいに核の被害や戦争に苦しむ子どもたちをなくそうよ!」二人の気持ちは1つになります。

 しんじはサダコとともに戦争の被害にあうイラクに行ったり、戦場のPTSDに苦しむアメリカの兵士と出会ったり、アメリカに行き、戦闘機エノラゲイと出会い・・・。

 映画「サダコの鶴」は平和な未来を願うすべての人たちの想いが詰まった映画です。応援してください。

映画「サダコの鶴」51日間52人の方の応援がないとプロジェクト実行できません⇒https://readyfor.jp/projects/renaart1225/announcements
制作費の応援、拡散お願いします。

個人3000円 団体 10000円〜
協賛いただくと 映画のエンドクレジットにお名前を掲載します。
みんなで戦後70年/平和を作る映画をつくろう!
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映画「サダコの鶴~世界をつなぐ~」制作応援は

映画「サダコの鶴」実行委員会
兵庫県神戸市中央区北野町1−1B1F
アースアートファクトリー 内 サダコの鶴実行委員会 
TEL 080-6687-4118  FAX 03-6779-4538  mail info@renaart.com

[振替口座]
ゆうちょ銀行 振替口座 「サダコの鶴実行委員会」
00930-4-207961
他銀行からお振り込みいただく場合
099(ゼロキュウキュウ)店 当座 口座番号 0207961


# by renaart | 2015-05-25 19:24 | サダコの鶴

画家・ジャーナリスト・映画監督の増山麗奈が社会×アートを取材発信します!


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